2013年度年末年始官民合同建設現場パトロール(八重山労働基準監督署・建設業労働災害防止協会八重山分会主催)が6日午前行われ、参加した労基署職員と建災防会員ら15人が市内8カ所の工事現場をパトロールした。その結果、4カ所の工事現場で墜落防止や足場の対策が不十分な箇所があり、後日、労基署が指導を行うことになった。
パトロール前に行われた出発式で、八重山労基署の安慶名秀樹署長は「年末年始は業務量の増加と慌ただしさで安全対策がおろそかになる。建築工事現場で労働災害防止対策が万全になされているか監督指導を強化してほしい」とあいさつ。
建災防八重山分会の黒嶋克史分会長は「近年の労働災害は年末・年始に集中しているので、このパトロールを機に、事故防止を図ってほしい」と呼びかけ、指差し唱和で安全指導を確認した。
建設業労働災害防止協会では、毎年12月1日から1月15日までの間を、「建設業年末年始労働災害防止強調期間」とし、各種取り組みを実施している。