郡内の糖業シーズンのトップを切り、西表糖業(金城一夫代表)の今期操業が6日午後始まった。初日は西表島東部の生産農家80戸のうち15戸から73.5㌧の原料が搬入され、甘しゃ糖度は15度と、前期初日を1・2度上回る高糖度での滑り出しとなった。
今期は収穫面積が前期より12㌶少ない149㌶、10アール当たりの収量(単収)は5.65㌧(前期5.3㌧)で、収穫量は前期実績を158㌧下回る8419㌧を見込んでいる。操業は来年3月18日までの予定。
同社では「スタートで高い糖度を出せれば今後上がってくる。良い品質を期待したい」と喜んだ。
西表糖業を除く4工場は年明け後の操業開始を予定している。(山城まゆみ西表東部通信員)