石垣島製糖(西村剛代表取締役社長)の原料搬入が4日、約1週間ぶりに再開された。大型トラックに積み込まれたサトウキビが次々とケーンヤードに投入され、5日夜遅くには圧搾も再開した。
同製糖は昨年12月6日、2022/23年期操業を開始した。同29日から1月3日まで原料受け入れを停止していた。昨年12月も雨の影響でハーベスターが稼働せず、原料不足のため計7日間の圧搾停止を余儀なくされており、天候の回復に期待している。
沖縄気象台の6日から12日までの週間予報によると、八重山地方は期間の中頃にかけて前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすく雨の降る日があるが、終わりは高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。
今期は収穫面積1399㌶(前期1506㌶)、10㌃当たりの単位収量5429㌔(同6608㌔)、生産量7万5930㌧(同9万9530㌧)を計画し、3月12日の製糖終了を予定している。