きょう6日は二十四節気の一つ「小寒」。この日から2月4日の「立春」までの期間を「寒の内」といい、一年で最も寒い時期とされる。5日の八重山地方は気圧の谷の影響でくもり、各地で小雨がぱらつく天気となった。
5日の最高気温は石垣市登野城で22度、竹富町波照間で21・9度、与那国で21・1度、西表島で20・4度といずれも1月上旬から中旬並みの気温となった。
このうちバンナ公園北口では冬を彩るオオベニゴウカン(大紅合歓)が見ごろを迎え、化粧パフのようにふわふわした真っ赤な半球体の花が道行く人の目を楽しませている。
オオベニゴウカンはマメ科の植物で原産地はボリビア。英語では「レッドパウダーパフ」と呼ばれる。開花時期は12月から4月ごろとされる。
石垣島地方気象台によると、6日は気圧の谷や近海に発生する前線の影響で、与那国島地方ではくもりや雨の天気となり、石垣島地方はくもりで夜遅くから雨が降る見込み。