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人選作業が焦点 現職か議長か

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 来春の石垣市長選で保守陣営は今後、現職の中山義隆氏(46)に加え、現職を支える保守与党から市議会議長の伊良皆高信氏(53)が出馬したいと名乗り出たことで、自民党石垣市支部(支部長・砂川利勝県議)が設置する選考委員会の人選作業に焦点が移る。

 選考委は議員から推薦のあったメンバーで構成するとしていることから、議員の1人は「委員を誰にするかがポイント。かんかんがくがくの議論になるだろう」と波乱含みの展開を予測、関係者は「まずは2人に話し合ってもらうことになるのではないか」との見方を示す。

 一方、与党の議長が現職に対抗する形となった背景について、支部幹事長の仲間均氏が今年1月から「人選を白紙。人選作業を行う」と主張し続けてきたことから「シナリオ通り。言うべきことを言うためではないか」との見方が浮上している。

 これに対して「伊良皆氏は議長までしたので、次は市長を目指すということではないか。本気とけん制が半分半分ではないか」との声も。

 さまざまな臆測が飛び交う中、選考委員会がどんな方法で一本化していくのか議論の行方が注目される。


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