「歯と口は 健康・元気の 源だ」をテーマにした第37回デンタルフェア(八重山地区歯科医師会主催)が7日、石垣市健康福祉センターであり、よい歯やポスターの部の入賞者など95人を表彰したほか、午後から歯科検診や歯の磨き方の指導などが行われた。会場には大勢の親子連れが訪れ、唾液検査やフッ化物塗布などを通して歯と口の健康を学んだ。
同フェアは4日から始まった「歯と口の健康週間」の一環。
午前10時から開かれた表彰式では、よい歯の部の小中学生61人、市長賞(高校生)9人、8020の部16人、ポスターの部7人、家族でよい歯コンクール1組を八重山地区歯科医師会の砂川和徳会長や八重山福祉保健所の﨑山八郎所長らがそれぞれ表彰した。
冒頭で砂川会長は「歯と口の健康は平均寿命にも関係している。一生自分の口で食事ができるよう頑張ろう」と呼びかけた。
午後1時からは歯科検診などが行われ、大勢の家族連れが参加。昨年同様ライオンが協力し、虫歯や歯周病などについて調べられる開発中の唾液検査システムを設置。参加者は検査結果について歯科医師と話し合ったり、効果的な歯の磨き方などについて学んだ。
娘の愛紗ちゃん(2)と参加した小島順平さん=石垣市大浜=は「娘が検診や磨き方の指導、フッ化物塗布を受けた。虫歯にならないように気を付けていきたい」と話した。