JAおきなわ八重山地区営農振興センターマンゴー生産部会(仲本長照部会長)が15日設立された。会員は30代から50代までの6人で、作付面積は約60㌃。JAでの一元集荷と市場出荷を基本に生産する。部会では3年後をめどに出荷体制を確立する計画で、部会内で栽培方法を統一し、品質向上と安定生産を目指す。
仲本部会長(36)は「会員一人一人の力で高品質のマンゴーを生産したい。JAへの加盟で一元集荷ができ、栽培技術の向上や会員の安定経営につなげたい」と意気込んだ。
米盛永著副部会長(51)は「会員は今年から新規にマンゴーの植え付けを始めたばかり。部会内では3年後をめどに軌道に乗せる計画をしている。会員全体で当初は年間600㌔から700㌔の出荷を目指す。品質で宮崎県を超えたい」と目標を掲げた。
JAおきなわ八重山地区営農振興センター営農販売課の長堂勝吉さんは「生産部会には、一元集荷を軸に高品質な商品の生産と出荷を期待したい」と話した。
八重山農林水産振興センター農業改良普及課によると、2011年の郡内のマンゴー生産実績は収穫面積16㌶、107㌧。大半がゆうパックなどを活用した個人宅配となっている。
生産部会メンバーは次の皆さん。
部会長=仲本長照▽副部会長=米盛永著▽運営委員=小木曽徹、真地純市▽監事=伊志嶺雅也、島尻吉三