2012年度からLED(発光ダイオード)化が進められている石垣市内の防犯灯や街灯は、今年3月までに全灯の6割近くがLED電球に切り替わり、住民から「明るくなった」と好評で、安心安全なまちづくりに貢献しているようだ。石垣市は14年度で残る街灯の切り替えを行う予定だ。
LEDは消費電力が少なく、寿命も7倍と長い。同じワット数でも蛍光灯より明るい。防犯灯のLED化は省エネ、地球温暖化の原因となるCO2削減、管理コスト節減などを目的に実施されている。防犯灯を管理する市民生活課は電気料の約55%を削減できると見込んでいる。
市によると、13年度までに住宅街などにある防犯灯1532基のうち795基、市道の街灯331基のうち276基をLED化した。14年度で残る737基、55基の切り替え工事を行う。
防犯灯を管理する市民生活課は6880万円、街灯を管理する施設管理・すぐやる課は2025万円を14年度予算で確保している。
防犯灯について市民生活課は、LED化とともに地図台帳も整備し、今後の適正管理につなげる考えだ。