美ら花グループ創業60周年記念「夏川りみ15周年記念コンサート」が17日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、市民約1000人が透き通った歌声と多彩な楽曲をたんのうした。
コンサートは「海の彼方」でオープニングを飾り、「ナツノキオク」「とことわのうた」などが続いた。2000年の「花になる」や、04年の「愛よ、愛よ」など人気の楽曲や、おなじみの「涙そうそう」「童神〜ヤマトグチ〜」など全21曲を熱唱した。
曲間には方言も交えた軽快なトークで会場を笑いの渦に。「小林幸子さんに負けないくらいインパクトの強い衣装を作ってもらった。きょうのこの日を迎えられるのも皆さんの支えのおかげ。島で歌えることを本当に幸せに感じている」などと語った。
夏川さんは1999年、「夕映えにゆれて」でデビュー。2001年に発売した「涙そうそう」で一躍有名となり、02年には第44回日本レコード大賞で金賞を受賞、第53回NHK紅白歌合戦にも出場した。