▽…16日の石垣市高齢者の生きがいと健康づくり推進会議では、老人クラブの会員拡大をめぐって意見が交わされた。元市職員の宮良順一さん（市ゲートボール協会長）が「市役所を定年退職した人は老人クラブに入り、リーダーとして引っ張ってほしい」と要望すると、同じく市役所ＯＢの狩俣清吉さん（市老人クラブ連合会厚生部長）が「私も退職してすぐに入った。大変勉強になる」と後押し。
▽…石垣市老人福祉センターで週に５回開かれている趣味のクラブ活動。人によっては五つのクラブに入っている元気者もおり、表情が生き生きとし、若返り効果もあるという。中でも健康体操や社交ダンスクラブでは若者顔負け、さっそうと踊る人もおり、何もしない人と比べると心身とも何か違うようだ。老いは誰もが通る道。なら早く早く始めた方が得というもの。
▽…海保と市消防の合同訓練が16日行われた。管内で昨年１年間に発生したマリンレジャー中の海難事故は18件で、うち９件が死亡事故だった。事故が発生した際、救急車や消防車が到着するまで周囲の人の行動が重要となる。訓練だけでなく、ＡＥＤ使用法や心肺蘇生法の普及、離岸流の周知徹底も不可欠だ。