憲法記念日の3日、石垣市内で第2回ピースウオーキングが行われ、約50人が真栄里公園から「憲法9条の碑」がある新栄公園まで歩き、「9条を世界に発信しよう」などと呼びかけた。
碑前で行われた集会で、主催した平和憲法を守る八重山連絡協議会の渡辺賢一会長は「9条は世界に誇るべきものだ」とあいさつ。参加した人たちも「9条を守ることが人類のためになる。自信をもって守っていこう」などと声を上げた。
集会では「軍国化、アベノミクスで目くらまし」「平和主義、言うなら9条輸出せよ」「改憲は1000年のくい残す道」などの川柳や俳句、短歌などが紹介された。
「生命を守ろう」と書いたプラカードをもって参加した田盛道世さん(69)は、憲法改正の動きについて「危ない状況だと思う。命を守るのは私たち市民だ」と話した。