【鳩間】第17回鳩間島音楽祭(同実行委主催)が3日、鳩間島コミュニティーセンター前広場で開かれ、郡内外から約1000人(主催者発表)が来場した。ステージでは川平ガーデンズ、カワミツサヤカ、通事誠、加治工敦、川畑アキラさんらによる音楽祭限定の「恋の島バンド」も登場し、人口62人(4月末時点)の小さな島は音楽祭一色に染まった。
同音楽祭は民家の庭先で1998年に始まって以来、毎年開かれており、現在では多くの観客が詰めかける人気イベントとして定着している。
ステージは鳩間民俗芸能保存会のユンタジラバで幕開け。鳩間小中学校児童生徒の校歌斉唱などに続き、サンバチーム「板垣グループ」や鳩間島にゆかりのあるアーティストが次々と演奏を披露。
「恋の島バンド」には「シンガーソングランナー」として知られる川畑アキラさんも加わり、ステージを盛り上げた。
フィナーレは鳩間島オールスターズによる恒例の「鳩間の港」。会場とステージが一体となって盛り上がり、鳩間港ターミナルの見送りライブで幕を閉じた。
会場には「カモソバ」や「ヤギカレー」、近海でとれたタコの刺し身、グルクンの薫製など鳩間島音楽祭ならではの飲食ブースが並び、来場者らは飲食を楽しみながら次々と披露される音楽を満喫した。