黄金週間(GW)も後半に差し掛かり、郡内の行楽地は家族連れや観光客でにぎわいをみせているが、連休後半は不安定な天気が続く見込み。石垣島地方気象台によると、連休後半の八重山地方の天気は、湿った空気の影響で曇るほか、ところにより弱い雨が降る見込み。沿岸の海域では、うねりを伴い波がやや高い予報となっている。
南ぬ島石垣空港は3日午後、八重山観光を楽しもうと来島した観光客と石垣島を後にする人々が入り交じり、にぎわった。
家族3人で福岡市から訪れた男性(30)は「連休の前半は仕事だったが、後半は家族サービスをしようと思って来た。青い海やおいしい料理を満喫したい」と楽しみな様子。
離島観光を楽しんだという兵庫県の服部諒さん(29)と中嶋萌さん(25)は「昨年に続く2度目の八重山旅行。今回は西表島で4泊5日の日程でシーカヤックなどを楽しんだ。来年の黄金週間にも来たい」と笑顔。
空港売店に勤務する女性(52)は「今年の連休は人が少なく感じるが売り上げは上々。後半の観光客数に期待したい」と意気込む。市内のレンタカースタッフの男性(45)は「今年の黄金週間は飛び石連休で利用客が減るのではと心配したが、予約はいっぱいで現在は満車。開港2年目も順調」と喜ぶ。