先週、昔、役所が農作物に甚大な被害を与えたネズミの尻尾やイノシシの顎を買いあげたことを思い出し、予算が付きにくく毎年伸び放題で景観を損ない交通安全の障害にもなっているヤラボ並木の側枝新芽を摘んできた者には謝礼を出したらどうかと述べたら、話が飛び過ぎるとの指摘があった▼意は尽きたので繰り返さないが、似た事例に野生化クジャクとキジの話がある。こちらもいたちごっこの状況で駆除に税金が使われている。知人はイモをキジにやられて農業に嫌気をさしている▼現在、猟友会頼みの鉄砲での捕獲を一般の方も参加できるような捕獲術の研究が急がれる▼ホテルや居酒屋でクジャクとキジのうまい料理を考案して提供するようにすれば販売目的で専門に捕獲する人も増えるのではないかと期待したが、キジはともかくクジャクの肉はおいしくないとそっぽを向かれた▼ならば卵はどうか？卵ならヤラボの新芽摘み同様、素人でも参入しやすい。もちろんキジの卵も買い上げる。卵作戦なら根絶も先が見える。まず役所が全量買い上げ店へ安くで卸す▼過日、犬がクジャクの卵を臭いで探し出したという。麻薬探索犬ならぬ害鳥の卵探索犬である。それが本当なら、わが家の駄犬３頭もと胸躍る。ただし営巣が茂みの高木の上だったらどうしよう。（仲間清隆）
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