ゴールデンウイーク期間中の海浜事故を防止するため、石垣海上保安部(赤津洋一部長)と八重山警察署(仲村智成署長)、石垣市消防本部(大工嘉広消防長)、海上保安協会八重山支部(辻野ヒロ子支部長)は1日午前、石垣港離島ターミナルで観光客にチラシを配布し、海のレジャーを楽しむ際の注意を呼びかけた。
石垣海保管内で昨年1年間に発生した海浜事故は18件で、うち9人が死亡。中でもシュノーケリング中の事故は8件発生、5人が死亡している。
石垣海上保安部の赤津部長は「昨年は新空港が開港し、観光客の増加に伴い、海難事故も多発し、シュノーケリングやダイビング、海水浴の順に事故が多かった。体調不良の場合や悪天候の際は海のレジャーを控えてほしい。一人一人の心掛けで事故は防げる」と述べ、「もしものときは118番」を呼びかけた。