2014年度日本赤十字社県支部の八重山地区分区長会議が14日午前、市内ホテルで開かれ、八重山地区の目標額を前年同額の740万円とすることを確認した。13年度実績は431万円で、達成率58.3%と目標を大幅に下回った。
13年度事業実績報告によると、3市町別では竹富町が目標額61万円に対して実績66万円で目標額を7.7%上回ったが、石垣市が654万円に対し357万円(達成率54.6%)、与那国町が24万円に対して7万円(32.7%)と大きく下回った。
会議で比嘉幹郎副支部長が「5月から赤十字社員増強運動が全国一斉に実施される。この運動は国内外で助けを必要とする人々に救いの手を差し伸べるため、活動を支える社員の増強と県民の理解、支援をお願いしたい」と要望した。
石垣市地区長の中山義隆市長は「行政の立場としても災害時の備えをしっかりするとともに、献血の目標達成を含めて日赤の活動をバックアップしていきたい」と述べた。