日ごろの生活の中で積極的に善行活動を続けている子どもたちに贈られる善行児童生徒(マイフナー賞)の表彰式(八重山地区退職校長会主催)が24日午後、石垣市健康福祉センターであり、明石小学校の丸山海音(かいと)君(6年)と同校自転車クラブ、富野小中学校児童生徒会が表彰された。
ことしは1個人2団体の応募があり、善行の▽高度性(特異性)▽継続性▽規範度(他への波及効果など)▽行為の自主性・積極性▽思いやり、奉仕(感動、感銘度)—の観点で審査した結果、全員が選ばれた。丸山君と富野小中児童生徒会は、県退職校長会の表彰も受けた。
新崎和治会長は「子どものころにいい行いをすると、いいことが引き出され、立派な人間になる。ぜひ継続してほしい」とあいさつ。八重山教育事務所の宮良永秀所長と石垣市教育委員会の石垣安志教育長が激励した。
交通安全子供自転車競技大会で地区や県、全国大会に毎年出場し、優秀な成績を収めている明石小自転車クラブ副キャプテンの小池凜君(同)が受賞者を代表して「全国大会で団体15位、個人6位という成績を残すことができたのは、八重山交通安全協会や保護者の皆さんのおかげ。クラブで学んだチームワークの大切さを意識して残りの小学校生活も頑張っていきたい」と述べた。