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豊作願い葉タバコ種まき 生産振興会

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親床に砂に混ぜた種を丁寧にまく葉タバコ生産農家ら=5日午前、JA育苗ハウス

 石垣葉たばこ生産振興会(砂川利勝会長)は5日午前、石垣市磯辺のJA集出荷場で、2014年作葉タバコのは種と豊作祈願を行い、生産農家が今期の豊作を願いながら、親床に種をまいた。は種は例年よりも5日早い。本畑への定植は2014年1月25日ころ、収穫は3月20日頃から始まり、6月いっぱい続く。

 14年作は生産農家が前年同数の23人。栽培面積は60.8㌶で、前年より0.4㌶増加する。

 10㌃当たりの単位収量は220㌔(前期199㌔)、単価45万円(同41万5000円)以上を目標に、総販売額2億7000万円(同2億5000万円)を目指す。

 は種に先立ち同日午前8時すぎから行われた豊作祈願では、全員で豊作を祈願した後、砂川会長らが育苗ハウスを塩と酒で清め、生産農家が砂と混ぜ合わせた種を、ハウス内の親床に丁寧にまいた。

 苗は年末に各農家に配布され、農家が子床に仮植・育苗した後、来年1月下旬から本畑に定植する。

 砂川会長は「農家の栽培技術が良くなり、品質は良い。後は量を確保するだけ。定植から収穫までをバランス良く行い、目標の単収220㌔、販売額45万円以上を目指したい」と話した。

 安全祈願には中山義隆市長やJAおきなわ八重山地区本部の山田惠昌本部長らも出席した。


人選作業が焦点 現職か議長か

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 来春の石垣市長選で保守陣営は今後、現職の中山義隆氏(46)に加え、現職を支える保守与党から市議会議長の伊良皆高信氏(53)が出馬したいと名乗り出たことで、自民党石垣市支部(支部長・砂川利勝県議)が設置する選考委員会の人選作業に焦点が移る。

 選考委は議員から推薦のあったメンバーで構成するとしていることから、議員の1人は「委員を誰にするかがポイント。かんかんがくがくの議論になるだろう」と波乱含みの展開を予測、関係者は「まずは2人に話し合ってもらうことになるのではないか」との見方を示す。

 一方、与党の議長が現職に対抗する形となった背景について、支部幹事長の仲間均氏が今年1月から「人選を白紙。人選作業を行う」と主張し続けてきたことから「シナリオ通り。言うべきことを言うためではないか」との見方が浮上している。

 これに対して「伊良皆氏は議長までしたので、次は市長を目指すということではないか。本気とけん制が半分半分ではないか」との声も。

 さまざまな臆測が飛び交う中、選考委員会がどんな方法で一本化していくのか議論の行方が注目される。

来年4月に供用開始へ 新食肉センター

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進捗率が39%となり、骨格ができている新八重山食肉センター=5日夕、建設現場

 ㈱八重山食肉センター(代表取締役・中山義隆市長)に隣接する市有地9080平方㍍で建設中の新食肉加工施設は5日までに鉄骨が建てられ、骨格ができあがっている。進捗(しんちょく)率は39%。急ピッチで工事が進められており、来年4月の供用開始を目指す。建築工事は5月の入札不調で発注時期がずれ込み、7月16日から工事に着手。工期は来年3月14日まで。

 本館棟の建築面積は3341平方㍍で処理能力は牛20頭(現11頭)、豚50頭(同70頭)。ほかに洗車場、車両消毒槽、排水処理施設を整備する。現施設は建設当初は豚のと畜が主流だったため、牛の処理能力に限界があった。総事業費は約25億3000万円。

 市が活用した県畜産振興基金に拠出している独立行政法人畜産産業振興機構の飯高悟副理事長が5日、現施設と新施設建設現場を視察に訪れた。

 視察後、飯高副理事長は「最先端の技術を導入した施設。衛生的で食の安心安全を確保する素晴らしい施設。環境問題にも気を使い、排水対策もしっかりしており、環境と両立した施設になっている。こういう施設がないと畜産の発展は難しい。農家の励みになるのではないか」と話した。

波照間製糖工場、建設工事が大詰め

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年内の完成を目指して工事が進められている竹富町波照間製糖工場=5日午前、同工事現場

 【波照間】建設工事が進められている町波照間製糖工場は、来年1月18日の操業開始を1カ月余り後に控え、当初計画より2|5%遅い進捗(しんちょく)率93%で進められている。台風の影響で工事がずれこんだもので、竹富町議会(西大舛髙旬議長)の全議員12人は5日、所管事務調査で建設工事現場を視察し、「工事の遅れは来年の生産活動にも影響するため、安全第一に工期内に完成できるように頑張ってほしい」(西大舛議長)と激励した。

 同工場は旧工場の隣接地で整備され、1日の処理能力は100—130㌧。敷地面積8970平方㍍。鉄骨2階建てで建築面積3420平方㍍、延べ床面積4874平方㍍。総事業費27億2500万円で建築・機械器具設置工事を進めている。

 工事の進捗状況は、建築工事で93%(当初計画97.9%)、機械器具設置工事で93%(同95%)といずれも当初計画から遅れているが、年内には完成・引き渡しの見通し。

 視察では、圧搾機やバガスボイラー、コンクリート製重油タンクなど各工事の担当者が進捗状況を説明。

 野底忠農林水産課長は「機械器具関係はほとんど終わっており、内装の壁や照明設備関係が残っているが操業に支障がないように取り組みたい」と理解を求めた。

 同工場の指定管理を受けている波照間製糖の金武清也波照間事業所長は「各種バルブの開閉はコンピューター制御で製品の箱詰めも自動化されている。うまくいけば箱詰めの人手を減らすこともできる」と期待感を示した。

 経済委員長の嘉良直氏は「完成が近く、心強い」、総務財政委員長の宮良用範氏は「海が近く、台風の影響が心配だが風速80㍍まで大丈夫だと聞いて安心している。来年1月18日に農家が良い原料を搬入できるように頑張ってほしい」と話した。

高糖度、農家喜ばす

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 ▽…郡内製糖のトップを切って西表糖業が6日から操業をスタートした。初日の搬入量は73・5㌧。糖度は昨年に比べて1・2アップの15度という期待が持てる数字となった。この操業を皮切りに郡内の各製糖工場が年明け後に操業し、各地では甘い香りが立ち込めてくる。全体の予想収量アップや高糖度に期待したい。

 

 ▽…石垣市議会の総務財政委員会は6日、岩手県北上市との友好都市提携について審議した。北上市側からのラブコールを受けて、急きょ関係団体の要請から議案を上程した感は否めず、委員の一人は「かけはしならぬ駆け足の印象をぬぐえない。事務局態勢が心配だ」と不安顔。万全の態勢を求めた。

 

 ▽…石垣港に寄港した国内最大級の豪華客船「飛鳥Ⅱ」。南ぬ島石垣空港の開港で今年は夏場の観光シーズン中、ホテルの予約が取りにくい状況となっていたこともあり、ホテルを海に浮かべたような客船に「オーバーブッキングの時に来てもらって、空いている部屋を利用できないか」と季節限定の海上ホテル案をつぶやく観光関係者も。

老朽化した施設などをリニューアルする…

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 老朽化した施設などをリニューアルする石垣市の久々の巨大プロジェクトである新たな国営土地改良事業の同意取り付けが本格化している▼石垣市では3900人余の農家から法定の3分の2をはるかに上回る95%の同意を取り付け、来年度からの事業着手を目指している。ぜひ目標を達成し事業を実現してほしい▼同事業は本土復帰前の大干ばつを機に宮良川、名蔵川の二つの国営事業で整備されたダムや揚水機場、用水路などが築20|40年を経て老朽化しているため、県営大浦川地区も含めこれらを改修補強するほか、施設を新たに拡張整備するものだ▼事業費が12年間で総額760億円という「新石垣空港」以来の大型公共事業だけに建設業界は「これで先細りの業界も息を吹き返し八重山の景気も良くなる」と待望している▼“新空港特需”で久々の好景気に沸いている今年の八重山。同事業をさらなる追い風にしたい▼そこでさらに欲を言えば、同事業で赤土対策ができないかということ。国営事業は八重山農業に一大転機をもたらしたが、一方で畑地からの赤土流出という“負の遺産”も残した。新空港建設であれほど問題になった赤土流出は、今も絶えず畑の土を奪い、八重山の重要な水産と観光資源の海を汚染し続けている。何とかできないものか。(上地義男)

国民の知る権利、報道の自由の危機

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■与党の数の暴挙

 国家機密の漏えいに罰則を設ける「特定秘密保護法案」が6日深夜、参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。5日の参議院国家安全保障特別委員会の採決に続き、野党各党の強い反対を数で押し切った強行採決は「数の暴挙」だ。

 各種世論調査や国が実施した公聴会、パブリックコメントでも圧倒的に「反対」「慎重審議」の意見が多い中、十分な審議を尽くしたとは言い難く、審議を強引に打ち切り、会期内成立を強行した与党への批判は免れない。

 同法が成立したことで、指定された国家機密を漏らした公務員らに厳罰が科せられる。その秘密を強引に聞き出そうとした場合、マスコミや議員も含め処罰の対象となる。

 処罰を恐れ公務員が萎縮し、本来公開すべき情報を公表しないことも十分に考えられ、国民の「知る権利」、報道、取材の自由が著しく侵害される恐れがある。 

 

■適切な運用を

 同法は日本の安全保障に関する事項のうち「防衛」「外交」「スパイ活動防止」「テロ防止」の4分野の特に秘匿が必要な情報を国が特定秘密に指定し、その情報を漏らした公務員、それを何らかの手段を講じ強引に知ろうとした者に10年以下の懲役などの厳罰を科す。

 しかし、その特定秘密を定める規定があいまいで、国が都合の悪い情報を恣意(しい)的に指定することも可能。安倍首相は、同法運用に当たり、特定秘密の恣意(しい)的な運用を防ぐ仕組みとして有識者による「情報保全諮問会議」や、事務次官級で構成し、特定秘密の指定や解除などの状況を調べる「保全監視委員会」、特定秘密の指定の妥当性などを調査する「情報保全監察室」などを設け、チェックする方針を示した。

 だが、その人選は国が行うものであり、公平な立場で運用されるのか疑問が残る。それができないのであれば速やかに同法を改正し、運用を見直すべきだ。

 

■八重山にも特定秘密

 同法案は国民の知る権利を著しく侵害するものとして、各方面から反対の意見が上がり、国会周辺では反対のデモも起こった。沖縄県議会も5日の本会議で同法案について慎重審議を求める意見書を全会一致で可決。米軍基地を抱え、同法案と深く関わる沖縄県民の懸念の声を代弁した。

 では、八重山はどうなのか。現状で、特定秘密に該当する施設、機密が身近にない関係で住民の関心は薄い。

 だが、尖閣問題を含め、与那国島への自衛隊沿岸監視舞台配置が着々と進む中、特定秘密事項が身近に存在してくる可能性も否定できない。特定秘密の対象が、将来的に県、地方にまで範囲が拡大される可能性もある。

 さらに、同法を隠れみのに本来、公開されるべき情報が隠蔽(いんぺい)されることも予想され、住民は人ごととせず、常に同法に関心を持ち続け、その運用に対し監視の目を光らせることが必要だ。

来春キャンプ向け球場視察 千葉ロッテ

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来春の石垣島キャンプに向けて現地視察のため来島している千葉ロッテ球団本部管理部の栗田圭祐、高橋大地、長谷川努氏らと石垣市の担当者ら(手前から)=6日午前、本社

 千葉ロッテマリーンズの球団職員が来年の石垣島春季キャンプに向けて、施設状況や用具の確認のために来島している。

 キャンプの日程などの正式発表はまだだが、2月1日にキャンプインし、19日に打ち上げる予定で準備が進められている。

 球団本部の栗田圭祐、長谷川努、高橋大地氏が6日午前、本社を訪れ、来春キャンプに向けて協力を依頼した。

 7日にマネージャーや用具担当者など6人が来島し、計9人で市中央運動公園野球場や第2野球場、屋内練習場、ブルペンなどを視察するほか、各種ゲージなど細かな備品の確認を行うことにしている。


「飛鳥Ⅱ」が寄港 船内で歓迎セレモニー

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飛鳥Ⅱの船内で行われた歓迎セレモニー=6日午前

 国内最大級の豪華客船「飛鳥Ⅱ」(郵船クルーズ社、総トン数約5万㌧、全長約241㍍)が6日午前、石垣港に寄港した。乗客約700人は離島観光や川平湾観光など1泊2日の日程で八重山の旅を楽しむ。

 飛鳥Ⅱは11月28日に横浜を出港。大阪、那覇、台湾基隆、台湾花蓮などをコースにした15日間の「南西諸島・台湾クルーズ」で7日夕には奄美大島に向けて石垣港を出港する。

 6日はあいにくの雨となったため、中山義隆市長や市観光交流協会職員らが船内に乗り込んで歓迎セレモニーを行い、中村大輔船長や桑畑正尋機関長、ヴェルコ・スニバーガーホテルマネージャーに花束を贈呈。

 中山市長は「八重山諸島は伝統芸能も盛んで自然に恵まれている。ミシュランガイド三つ星にも選ばれた川平湾もあり、温暖な島を楽しんでほしい」と歓迎した。

 中村船長は「石垣島に来ると、暖かい南に来たことを実感する。今後も石垣港に寄港させていただくが、よろしくお願いしたい」と礼を述べ、市に寄港記念の盾を贈った。

 同日午後は、事前に募集した市民を対象にした船内見学会も行われ、参加者はホテルを海に浮かべたような客船に驚いていた。

屋良部崎市有地に決定 不発弾保管庫建設地

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石垣市屋良部半島に整備される不発弾一時保管庫の建設地位置図

 石垣市内に不発弾保管庫を整備するため、建設場所の検討を進めていた県は6日までに、石垣市と連携して屋良部崎の市有地に決めた。一周道路の北方の山側。

 県防災危機管理課によると、近く設計業務を発注し、年度内に着工、来年7月ごろの完成を予定している。これにより、火薬類取締法の保安基準を満たした保管庫で厳重に管理することが可能になる。

 市は現在、公共施設敷地内の簡易な建物で8個の不発弾を保管しているが、盗難や事故など安全確保の面から早急に改善する必要があるとして、2011年度から県に要望していた。

 今後、開発が予定されている旧石垣空港は、旧海軍飛行場の跡地だったことから、磁気探査事業で不発弾の発見が増えることも想定される。

 このため、県は13年度当初予算で4625万円の事業費を確保。数カ所の候補地から検討した結果、屋良部半島の市有地を借用して建設することになった。

 同地は大崎牧場から600㍍、崎枝小中学校から2500㍍離れている。周囲に住宅がなく、同法の制限距離の条件を満たしている。住民の同意も得ているという。

 約1200平方㍍の市有地をフェンスで囲み、その中に21平方㍍の保管庫を建設する。

郡内トップ切り操業開始 西表糖業

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郡内製糖工場のトップを切って操業開始した西表糖業。生産農家が次々と原料を搬入した=6日午後、西表糖業

 郡内の糖業シーズンのトップを切り、西表糖業(金城一夫代表)の今期操業が6日午後始まった。初日は西表島東部の生産農家80戸のうち15戸から73.5㌧の原料が搬入され、甘しゃ糖度は15度と、前期初日を1・2度上回る高糖度での滑り出しとなった。

 今期は収穫面積が前期より12㌶少ない149㌶、10アール当たりの収量(単収)は5.65㌧(前期5.3㌧)で、収穫量は前期実績を158㌧下回る8419㌧を見込んでいる。操業は来年3月18日までの予定。

 同社では「スタートで高い糖度を出せれば今後上がってくる。良い品質を期待したい」と喜んだ。

 西表糖業を除く4工場は年明け後の操業開始を予定している。(山城まゆみ西表東部通信員)

無災害でいい正月を 年末年始で官民合同パト

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建設中の工事現場をパトロールする会員ら=6日午前、八重高寄宿舎工事現場(登野城)

 2013年度年末年始官民合同建設現場パトロール(八重山労働基準監督署・建設業労働災害防止協会八重山分会主催)が6日午前行われ、参加した労基署職員と建災防会員ら15人が市内8カ所の工事現場をパトロールした。その結果、4カ所の工事現場で墜落防止や足場の対策が不十分な箇所があり、後日、労基署が指導を行うことになった。

 パトロール前に行われた出発式で、八重山労基署の安慶名秀樹署長は「年末年始は業務量の増加と慌ただしさで安全対策がおろそかになる。建築工事現場で労働災害防止対策が万全になされているか監督指導を強化してほしい」とあいさつ。

 建災防八重山分会の黒嶋克史分会長は「近年の労働災害は年末・年始に集中しているので、このパトロールを機に、事故防止を図ってほしい」と呼びかけ、指差し唱和で安全指導を確認した。

 建設業労働災害防止協会では、毎年12月1日から1月15日までの間を、「建設業年末年始労働災害防止強調期間」とし、各種取り組みを実施している。

待機幼児の解消には、保育所の数や保育定員数を増やす…

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待機幼児の解消には、保育所の数や保育定員数を増やすなどの方策が考えられるが、いずれも保育士が十分居ての話▼市内の来春採用予定の保育士は公立、認可だけで十数人になるという。そこで認可10保育園の関係者がこのほど県内の保育士養成学校を訪ね、求人活動を展開した▼できるだけ八重山出身の子どもたちをと臨んだものの学校によってはゼロ、居ても1、2人という現実に直面して一同考え込んでしまったようだ▼与那国の親たちが子どもの高校進学に際し、送金するなら石垣島も本島も本土でも同じなので、見聞を広めるなら都会でと本島や本土の学校受験を勧めるように、島の保育士になりたい子どもたちもそのほとんどが本島を飛び越して本土へ進学しているのだろうか。それとも近年、就職先で人気の介護士の方へ流れてしまい、保育士は成り手が減ってしまったのだろうか▼現実的には給与など待遇面の問題はないだろうか。住居でも地元出身なら親元から通うことで家賃の心配をしなくてもいいが、島外出身者では、その分かさむことになり、手当を支給するなど一計を案じなくてはならないだろう。久米島では、町が家賃を補助して本島や本土出身の保育士を温かく迎えていると聞く▼介護の仕事も大事だが保育の仕事は、もっと大事。(仲間清隆)

若さあふれる舞台を披露 青年文化発表会

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若者らしく活気あふれるダンスを披露した宮良青年会=7日夜、市民会館大ホール

 「郷土彩る結心〜島を結ぶ青年の想いと心〜」をテーマに石垣市青年団協議会(宮良美香会長)の第27回青年文化発表会が7日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、竹富町青年団協議会と読谷村の渡慶次青年会の友情出演を含む8団体が出演し、郷土芸能や創作舞踊、喜劇など12演目を披露。若者たちの活気あふれる舞台に会場から盛大な拍手が送られた。

 2部構成で行われた発表会は、平得青年会の斉唱「鷲ぬ鳥節」で幕開け。この後、大浜青年会による琉球舞踊「谷茶前」、渡慶次青年会の「高平良万歳」と続き、登野城青年会の喜劇「くなー星」では、滑稽なやりとりに会場は笑い声に包まれた。

 第2部では、いしゃなぎら青年会が厳かに「五福の舞」を踊り、華やかな衣装で登場した宮良青年会の創作舞踊で会場を沸かせた。

 最後は大浜青年会の「獅子舞」が登場し、勇壮な演技でフィナーレを飾った。

 また、市青年団協議会では年間事業の一環として旗頭を製作。発表会の前に市民会館ピロティで旗頭のお披露目も行われた。

 宮良会長は「伝統文化を学ぶ若者の姿と島々を結ぶ青年たちの思い、各青年会を結ぶ団結の象徴として後輩たちに引き継いでいきたい」と話した。

カルガモやカワウを観察 こども博物館

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こども博物館教室に参加し、野鳥観察用のフィールドスコープで水鳥を探す子どもたち=7日午前、バンナ公園水鳥観察所

 石垣島に飛来する野鳥を観察するこども博物館教室(八重山博物館主催)の第6回講座が7日午前、市内4カ所のポイントで行われ、市内の小学生31人が参加した。

 バンナ公園の水鳥観察所では、日本野鳥の会石垣島支部(宮良祐成支部長)の会員4人が講師を務め、観察用のフィールドスコープの取り扱いや水鳥の種類と特徴について説明。子どもたちは、水辺を悠々と泳ぐカルガモやカワウなどの野鳥を見つけると「カワイイ」「初めて見た」などと声をあげ、水鳥の生態を学んだ。

 宮良小5年の成底顕信君は「カモが飛んできて水面に降りたところが観察できて楽しかった」と喜び、登野城小5年の丸尾倫菜子さんは「カルガモを探すのが難しかったが発見できてうれしい。また来たい」と笑顔をみせた。

 宮良支部長は「外に出て観察することが大事。これからも自然の生き物について学んでほしい」と期待した。

 名蔵アンパルやシーラ原、八島小学校の東海岸でも観察した。


6個人1団体表彰

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2013年度マイフナー賞表彰式で表彰された児童生徒ら=7日午後、大濱信泉記念館

 八重山地区退職校長会(慶田城久会長)の2013年度マイフナー賞表彰式が7日午後、大浜信泉記念館で開かれ、6個人・1団体が表彰された。この賞は日ごろの生活を通して、特に顕著な善行のある児童生徒に贈っている。

 受賞した熊野大咲君(明石小6年)と竹原華花さん(同)は同校自転車クラブとして県大会団体優勝、全国大会団体3位などに貢献したことが評価された。

 小松郁海君(宮良小6年)と宮国祥隆君(同)は、飼育委員会として動物のエサやりや小屋の掃除など人の嫌がる仕事を行っている。新城千尋さん(波照間小6年)は同校唯一の6年生として下級生をリードしてきた。外間晶子さん(伊原間中3年)は北部少年パトロール奉仕隊長として校内外のボランティア活動を実施。伊原間中学校地域合同生徒会は地域の海岸、公民館清掃、地域行事の手伝いを毎年行っていることが評価された。

 受賞者を代表して熊野君は「最高学年としてみんなのお手本になるよう何事にも取り組んできた。この経験は将来の夢であるバスケットボール選手につながると思う」と喜びを述べた。

 慶田城会長は「人の嫌がること、当たり前のことを継続するにはしっかりした考えと前向きな態度で努力しないとできない。皆さんの行いが大きな輪となり、広がることを願う」とあいさつ。

 八重山教育事務所の黒島一哉所長と石垣市教育委員会の玉津博克教育長も激励した。

 【個人の部】

 ▽熊野大咲(明石小6年)▽竹原華花(同)▽小松郁海(宮良小6年)▽宮国祥隆(同)▽新城千尋(波照間小6年)▽外間晶子(伊原間中3年)

 【団体の部】

 ▽伊原間中地域合同生徒会

最優秀賞は砂川、金城さん 高校生のヘルシーメニューコン

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ヘルシーメニューコンテストで入賞した生徒たち=7日午後、八重山保健所

 高校生が健康的な朝食のメニューを考案する「ヘルシーメニューコンテストー私の手づくり朝ごはん」(八重山福祉保健所主催)の表彰が7日午後、同保健所で行われ、バランス朝ごはん部門で砂川彩香さん(八重山高校3年)、アイデアおにぎり部門で金城美帆さん(八重山商工高校3年)がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。おにぎり部門の上位入賞メニューは商品化され、市内のココストア全店で販売される予定。

 主食・主菜・副菜などを組み合わせたバランス朝ごはん部門に44点、朝食を欠食しがちな高校生が食べたくなるようなメニューのおにぎり部門に42点の応募があった。

 コンテストは、県栄養士会や県食品衛生協会八重山支部などのメンバーが書類と試食で審査した。

 砂川さんの「ヘルシー朝ご飯」は、雑穀米やアーサー汁、もやしや鶏肉、枝豆などの野菜いため、キムチとシラスを使った卵焼き、グレープフルーツなどと、豊富な食材やバランスの取れたメニューが高く評価された。

 金城さんの「夏バテぶっとばせおにぎり」は、沖縄野菜のゴーヤとオクラを使用。カレー味で、食欲をそそった。

 金城さんは「とてもうれしい。卒業後は調理師の専門学校に進学する予定なので、いい経験になった。地元の人だけでなく、観光客の皆さんにも食べてほしい」と喜びを語った。

 結果は次の通り。

 【バランス朝ごはん部門】

 ▽最優秀賞=砂川彩香(八重高3年)▽優秀賞=上地美月(八重農2年)、金城なつみ(八重高3年)、宇立明日香(同)、前盛よもぎ(同)、砂川七菜香(同)▽優良賞=吉本美咲(八重農2年)、仲宗根美佳(八重高3年)▽特別賞=大濱航士郎(八商工2年)

 【アイデアおにぎり部門】

 ▽最優秀賞=金城美帆(八商工3年)▽優秀賞=白玉愛香(八重農2年)、長間千穂(同3年)、里盛ほたる(同)▽優良賞=石垣信一郎(八重高3年)、山口夏海(同)

シーサーズB(小学生)が優勝

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第26回八重山毎日新聞社杯総合ハンドボール大会の小学校の部で優勝を飾ったシーサーズB=7日午後、八重山高校体育館

 第26回八重山毎日新聞社杯総合ハンドボール大会(主催・八重山ハンドボール連盟、共催・八重山毎日新聞社)が7日、八重山高校体育館などで開幕し、小学生の部は3チームで争った結果、シーサーズBが優勝した。

 中学校男子は二中3年、石垣第二中A、OXILEが2回戦進出。同女子は石垣第二A、どんどんまーいが準決勝に進んだ。

 一般・高校男子はブルーマリン石垣、掌球会、なににするか〜?、同女子はにぃーけーやがそれぞれ4強入りした。

 結果は次の通り。

 

【小学生】

シーサーズB 10(6−4 4−6)10 シーサーズA

シーサーズB 8(4−3 4−3)6 八島アスパラゴス

シーサーズA 9(3−3 6−5)8 八島アスパラゴス

 ▽優勝=シーサーズB

 ▽準優勝=シーサーズA

 ▽殊勲賞=石垣舜介(シーサーズB)

 ▽敢闘賞=大賀晨平(シーサーズA)

 

【中学校・男子】

 〈1回戦〉

石垣第二3年 23(8−9 15−8)17 鳩ポッポ

石垣第二中学校A 12(6−6 6−3)9 大浜中 

OXILE 28(14−9 14−6)15 石垣中学校A

 

【中学校・女子】

 〈1回戦〉

石垣第二中A 12(6−7 6−5)12 大浜中学校A

※7mTC 2−0

どんどんまーい 29(10−6 19−5)11 石垣第二中B

 

【一般・高校男子】

 〈1回戦〉

ブルーマリン石垣 40(21−5 19−14)19 わが家

ヘルシーバンク 27(14−9 13−13)22 YTR

 〈2回戦〉

ブルーマリン石垣 35(20−14 15−11)25 八重山高校

掌球会 46(20−12 26−15)27 ニライクラブ

なににするか〜? 33(14−16 19−13)29 ヘルシーバンク

 

 【一般・高校女子】

にぃーけーや 31(13−7 18−9)16 石垣エスエスグループ

大自然の中でSUP満喫

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35人の選手が日ごろの練習の成果を競ったSUPフェスティバルのロングディスタンスコース=7日午前、トゥドゥマリ浜

 【西表】大きめのサーフボードの上に立ち、オールを使ってこぐスタンドアップパドルサーフィン(通称・SUP)の西表SUPフェスティバル2013(主催・ISFプロジェクトチーム)が7日、西表島トゥドゥマリの浜で始まった。初開催の同大会には総勢96人が出場。海外の大会で活躍するプロ選手も参加し、12月でも温暖な八重山地方の気候の中、西表島の大自然を満喫した。8日は鳩間島(またはバラス島)から西表島に渡るダウンウインドSUPなどが行われる。

 同フェスは大自然が残る西表島でSUPのレース、体験会などを行い、西表島とSUPの魅力を国内外に発信することが目的。SUPは年々競技人口が増えており、マングローブに囲まれた海域で大会が行われるのは全国的にも珍しいという。

 7日のレースは天候に恵まれる中、トゥドゥマリの浜を発着点に浦内橋を往復する6㌔のロングディスタンスコースや3㌔のチャレンジコース、リレー部門が行われた。

 レースには郡内外からロングに35人、チャレンジに19人、リレーに14組(42人)が出場。日ごろの練習の成果を競ったほか、無料体験会なども行われ、大勢の来場者がフェスを楽しんだ。

 千葉県から参加した大会最高齢の谷津正二さん(66)は「石垣島には数回来ている。マングローブでSUPに乗ったことはあるが、大会には初めてで最高でした」と喜び、石垣市内から参加した小川静江さん(33)は「SUPに乗ったのは3回目で完走を目標にしていた。ターンで転んでしまったが、完走できて良かった」と話した。

 海外の大会にも出場している安智絵さん(46)=神奈川=は「初めて沖縄に来たが、冬場でも暖かくて移住したくなる。時差があるハワイより手軽に来ることができるので、練習や合宿に来ることができたらいいと思う。明日(8日)のダウンウインドSUPも楽しみ」と温暖な八重山地方の気候に驚いた様子だった。

 結果は次の通り。

 ▽ロングディスタンス総合=①高畑将之(41分06秒)②北島健多(41分32秒)③武田一真(44分05秒)▽同女子=①白井弥(51分58秒)②吉田真弓(53分09秒)③柴田美沙枝(56分32秒)▽チャレンジ総合=①渡辺健太(24分15秒)②安桂二郎(24分18秒)③小山豊(24分28秒)▽リレー=①チームプカプカ②チーム黒潮③トモ&かわいい女の子たち

 

単純ミスにあきれ顔

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 ▽…源泉徴収をめぐって紛糾した竹富町議会。源泉所得税を徴収していなかった理由の一つに、委託費や報酬を受けた側が確定申告の際に納めるものだという単純な勘違いもあったようだ。納税を進める側が徴収していなかったことに町議の1人は「こんなことでは誰も税金を払わなくなる」とあきれた顔。

 

 ▽…石垣市福祉避難所兼ふれあい交流施設の整備で石垣市は、建設場所の調整に時間を要するとして一般会計補正予算案から実施設計費を減額した。石垣市議会の総務財政委員会で、長浜信夫氏が建設場所の変更について「家保の跡地を売るためと聞いているが」とただしたところ、担当課は「聞いていない」ときっぱり否定。

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