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八重山わらべうた発刊

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「八重山のわらべうたであそぼう!」を発刊した東嵩西のり子さん=27日午前、ふくぎの森保育園

 ふくぎの森保育園(金城まち子園長)で勤務する保育士の東嵩西のり子さん(66)が、八重山地域に昔から歌い継がれるわらべうたを「八重山の(やいまぬ)わらべうたであそぼう!」にまとめ、12月1日に発刊した。「各保育園などで教材として活用してもらい、八重山のわらべうたを通して古里を愛する子どもが多く育ってほしい」と話している。

 東嵩西さんの数多いレパートリーから「いゆぬみ」「しょんしょん(蝉)の独り言」など、思い入れの強い23曲(このうち子守歌2曲)が収められ、歌が収録されたCD付き。楽譜や歌詞の解釈、曲を用いた遊び方が絵入りで紹介されている。琉球大学法文学部教授の大城學氏のサポートも受けた。

 東嵩西さんは保育歴40年余り。保育士になりたてのころ「わらべうたを後世に残したい」との使命感に駆られ、保育の現場で取り入れた。「八重山のわらべうたは、温かく愛情が詰まっている」と魅力を話す。

 販売元は、ふくぎの森保育園(87-5526)。定価2000円(税込み)。


八重山初、キノコの一貫生産に成功 八重農グリーンライフ科

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地づくりから収穫までの一貫生産に八重山で初めて成功した八重農グリーンライフ科バイオコースの2、3年生=同校

 八重山農林高校(山城聡校長、生徒274人)グリーンライフ科バイオコースの2、3年生26人がこのほど、人工の培地にキノコの菌を植え付ける菌床栽培で、培地づくりから収穫までの一貫生産に八重山で初めて成功した。ことし7月から本格的に作業を進め、12月上旬の農業祭でシイタケ約10㌔を販売したところ、開始早々に売り切れるなど大好評だった。培地に使う材料の確保が難しいという課題もあるが、同コースでは今後も研究を続け、栽培するキノコの種類を増やしていきたい考えだ。

 ■滅菌器も手作り

 同科は2014年度の学科改編後、植物バイオテクノロジーの教材としてキノコ栽培を取り入れ、研究を進めてきた。培地を無菌状態にするため、内部を高圧力にすることができる装置「オートクレーブ」3台を使用、生徒たちがドラム缶で滅菌器を製作し培地を多くつくれるよう工夫した。培地はキノコの栄養源となるイタジイなどを使ったおが粉が必要だが、八重山では手に入らないため本島北部から取り寄せた。

 夏休みを利用し、おが粉176㌔と栄養分となるふすま(麦ぬか)19㌔、水294㍑を混ぜて滅菌した後、1個当たり2・5㌔の培地を計196個製作。8月中旬に105個にシイタケの菌、10月中旬に62個にウスヒラタケの菌を植え付け、それぞれ90日間、40日間培養して発生させた。

 8月30日から3日間、中学生を対象に行った体験入学では、2年生の指導で中学生もシイタケの植菌作業を行った。

 ■「周年収穫も可能」

 八重山農林水産振興センターによると、郡内のシイタケ生産では、山から切り出した原木に植菌してキノコを生やす原木栽培が1984年から行われていたが、92年以降は途絶えている。91年から92年までクロアワビタケの菌床栽培も行われていたが、台湾から培地を取り寄せたものだった。

 同センター農林水産整備課農林整備班の古波蔵みな子班長は「菌床栽培は八重山の森林資源の新たな活用方法になる。培地をつくれる技術があれば、周年で収穫できる可能性も出てくるので、ぜひ続けてほしい」と期待。

 一方、おが粉の確保が難しいことについて「体制が整っていないのが現状。八重山で作れる環境を整えていければ」と話す。

 ■成功に手応え

 同コース3年の東與那覇明寛君(18)は「手探りの状態だったが、成功できた。今後も種類を増やして販売し、八重農産のキノコを市民に食べてもらいたい。菌床栽培が石垣に根付いたらうれしい」、体験入学で中学生に指導した2年の仲間怜央(れおう)君(17)は「来年も体験入学があった場合にしっかり教えられるよう技術をしっかり身に付けたい。改良できる部分はほかの人たちと協力してやっていきたい」と語った。

 同コースを指導する登川智子教諭(37)は「野外での生産も含めてキノコ栽培の流れを確立していけたら。地中のシロアリの巣の中に菌床をつくって生育するとされているオオシロアリタケの栽培にも挑戦していきたい」と話した。

「立派な母屋をたてる」と決意 石垣市長選

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「2期8年の礎に立派な母屋をたてる」と決意を表明する中山義隆氏(中央)=27日午後、南の美ら花ホテルミヤヒラ

 来年3月11日の石垣市長選で、保守系現職の中山義隆氏(50)は27日、石垣市内のホテルで会見し、「2期8年でしっかりと礎を築いた。3期目はその上に大きな立派な母屋をたてる作業になる。そのためにもう1期頑張りたい」と決意を述べ、正式に出馬を表明した。陸上自衛隊配備計画には「防衛大綱で南西諸島への配備が出ており、配備自体に理解できる」との考えを示す一方、最終判断については「選挙前か選挙後は決めていない」とした。年明けに政策を発表する。

 中山氏は冒頭のあいさつで、これまで掲げてきたスローガン「日本一幸せあふれるまち石垣市」の3本柱として「平和で安全なまち」「安心して子育てができるまち」「活力のあるまち」を紹介。2期8年の実績を強調した上で「次の4年間、石垣市を全力で守り、全力で発展させ、市民一人一人が夢と希望を描ける明るく元気な石垣市をつくっていきたい」と訴えた。

 具体的な実績として消防庁舎の移転、食肉センターの新築、給食センターの新築、火葬場の移転新築など市民生活に関わるインフラ整備を挙げ、新庁舎については「来年4月に着工の運びとなる」と報告。

 さらに保育所定員枠の拡大、保育士の確保、児童生徒の派遣費助成の増額、新空港開港以降の観光客の増加、これに伴う経済活性化、税関空港指定なども取り上げた。

 平和の取り組みでは、来年の世界平和の鐘30周年記念事業に言及、「世界の駐日大使を招聘(へい)し、島の良さ、平和に対する思いを感じてもらい、相互信頼のもと平和を発信したい」と述べた。

 争点については「どれだけこの島を豊かにできるかだ」と述べ、経済振興策を挙げた。

 出馬表明に先立ち、後援会の東田盛正会長、自民党石垣市支部の石垣亨支部長があいさつ。東田盛会長は「2期目で政策を実行に移したばかり。3期目で完成させよう」と呼び掛けた。

 中山義隆(なかやま・よしたか)氏。1967年6月26日生まれ。石垣市登野城出身。近畿大学商経学部卒、野村證券㈱入社。八重山青年会議所理事長、日本青年会議所沖縄地区担当常任理事を経て2006年9月に市議選初当選。10年3月に市長選初当選。以降2期連続当選。

安倍首相の国会対応を見ると謙虚、丁寧を繰り返しながら…

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 安倍首相の国会対応を見ると謙虚、丁寧を繰り返しながら野党の質問に答弁をはぐらかしたり、野次を批判しながら自らが野次ったり、野党追及に逆切れして相手の党や質問者をなじるなど、“首相の品格”を問われる場面がしばしばだ▼それが石垣市議会でも市長がまねているのかと思うほど似た場面が。顕著だったのが「怒号飛び交い大混乱」と本紙が報じた今月の議会だった▼中山市長の一時11万株保有の株投資や東京、那覇のマンション購入の不動産投資など市長の“財テク”など個人資産を野党が取り上げたが、市長選を控えてヒートアップ▼野党は税が減免になっているとして株の損失額公表を求めたが、市長は「必要ない。税は適正に納税された。印象操作だ。のぞき見趣味だ」と頑強に拒否。これでは「何かあるのでは」とゲスでない人々でも勘繰りたくなる▼市長が首相と重なるのは野次を飛ばしたり、野党発言に挑発的になってなじったり詭弁を言うことだ。今回も議員をあげつらう発言が怒りを買った▼来春は3期目を目指す現職だが、その周辺が今やたらざわついている。公明は自衛隊問題で距離を置き自民も不協和音が出ている。さらに「首長は2期で十分」の主張を市内の保守論客が今月2度も地元紙に掲載した。野党革新側に流れが動いているのか。(上地義男)

大人への第一歩手助け

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 ▽…新成人の着付けで大忙しの小底厚子さん。年末は着物の直し発注も増え、猫の手も借りたい様子。新成人にとって前撮りの写真は、大人への第一歩として一生残るため、小底さんも丁寧に仕上げていく。帯の結びでは、女性の体形や身長に合わせ創意工夫を凝らす。「長時間着ていても苦しくなく、形崩れしない着せ方を心掛けている」とのこだわりよう。

 ▽…マックスバリュ石垣店からプレゼントを受け取った大浜工房。お返しに同工房の歌を歌った。20~70代の利用者が運営する〝自治会〟が仕事納めの日にクリスマスと納会を併せて開き、和やかな雰囲気。同店のスタッフらはそんな様子に心洗われつつ、プレゼントを配り終えると、年末商戦と初売りの準備作業のため店へと戻っていった。

 ▽…大みそかに中国の格闘技イベント「英雄盛典」で、国際戦復帰を果たす廣虎。ことし7月に現役を引退したが、同大会にはセコンドとしても何度も訪れており、シュー・イェン選手の試合も観戦。「現役中にやってみたかった」と思いを募らせていたという。引退から半年で体重は85㌔まで増加したが、急ピッチで10㌔の減量と、トレーニングで体を仕上げた。29日に中国に出発する。

力作395点ズラリ 八重山菊同好会

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会員らが丹精込めて育てた力作395点が並ぶ=28日午前、大川公民館

 八重山菊同好会(野原裕佳会長)の第50回展示会が28日、大川公民館で始まった。入賞作品10点を含め、会員が丹精込めて育てた力作395点が並んだ。29日午後3時まで。

 同展示会は正月用花の菊栽培を通した同技術の改善、品質向上を目的に開催。大菊盆養33、だるまづくり42、大菊数本仕立て7、小菊盆栽29、ローソクづくり20、玉づくり4、懸崖10、ポットマム250点が出品された。

 同会創立から半世紀の節目を迎え、野原会長(72)は「地域に定着する展示会に成長し、今回50回を開催できることに感謝したい。50周年を機に、気持ちを新たに良い菊づくりと安価供給に向けて頑張っていきたい」と話した。

 石垣市長賞を受賞した小浜猛さん(84)は「これまで50年間、小菊、大菊といろんな菊栽培をしてきた。その全てをつぎ込んだ花壇づくりができた」と作品への思いを語った。

 表彰式は29日午前10時から、同公民館で行う。

 入賞者は次の皆さん。

 ▽石垣市長賞=小浜猛▽八重山市町議会議長会長賞=慶田盛吉弘▽市商工会長賞=野原裕佳▽市観光交流協会長賞=慶田盛吉弘▽八重山毎日新聞賞=野原裕佳▽平田観光株式会社賞=大底安宏▽宮平観光株式会社賞=野原裕佳▽沖菊連会長賞=星秀夫▽沖縄タイムス社賞=慶田盛吉弘▽八重山菊同好会長賞=上里直浩

3市町など官公庁仕事納め

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中山市長のあいさつを聞く職員=28日夕、市役所玄関前ピロティ

 八重山3市町など官公庁は28日、2017年の業務を終了した。それぞれ仕事納め式を行い、ことし1年を振り返りつつ互いの労をねぎらい、来年の戌年への決意を新たにした。石垣市、与那国町は市・町制施行70年目となったことし、記念事業などを通して節目を祝福、新たな一歩を踏み出す。竹富町は来年7月2日に町制施行70周年を迎える。

 市は午後4時から玄関ピロティで行い、中山義隆市長がことしの「一文字」をボードに書き込んで発表した。職員から募集して投票、上位から中山市長が「輝」を選んだ。

 「輝いて70年 はばたけ石垣 未来へ向けて」のキャッチフレーズで記念事業に取り組んだほか、児童生徒の活躍や入域観光客数の最多記録、新空港の税関空港指定など、これまで以上に輝いた年になったとの意見が多く寄せられたという。

 中山市長はあいさつで「市制施行70年の節目に記念事業を実施し、大いに盛り上がった」として1年を振り返り、文化庁芸術祭など新たに取り組んだ文化事業に触れ、「文化観光都市を目指す」と述べた。「この1年市民の福祉向上と市政発展に一丸となって取り組んでくれた」と職員に感謝した。

 

■「重要な年、職員一丸で」 竹富町70年へ

 竹富町は午後4時から町役場内で行い、西大舛髙旬町長が「ことしは4月の組織機構改革に伴って決める行政・政治の土台ができ、仕事のスピード感をより一層感じることができた。職員の皆さんの協力と頑張りに感謝したい」と振り返り、「新年は町役場移転に向けた重要な年となる。私は皆さんの先頭に立つ『火の玉』となって、汗をかいていく。町民目線で社会情勢をしっかりと捉え、諸課題解決に向けて全職員一丸となった頑張りをお願いしたい」とあいさつした。

 前鹿川健一副町長は「一年間、それぞれの持ち場で頑張っていただいた」と労をねぎらい、仲田森和教育長は「年末にもう一度、自分たちの足跡を振り返って課題や成果を見直し、年明けから年度の締めくくりに向かって全員で頑張ろう」と呼び掛けた。

 

■「事業執行に万全を」 与那国町

 与那国町は午後4時すぎから庁舎内で行った。外間守吉町長は職員を前に「8月の4期目の町長選挙出馬に批判はあったが、就任以来、気を引き締めている。皆さんの協力で12月1日の町制施行70周年記念式典も滞りなく終わることができた」と職員をねぎらった。

 その上で「一括交付金の恩恵を受けているが、導入した事業に加え他の事業なども年度内の執行に万全を期し、新年に向けて一丸となって頑張ろう」と気を引き締めるよう奮起を促した。

 この後、各課長がこの1年を振り返った。

前哨戦本格化へ

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任期満了に伴う石垣市長選に出馬表明した現職3期目の中山義隆氏(左)と市議会議員で新人の宮良操氏

 任期満了に伴う石垣市長選(3月4日告示、11日投開票)は、市議で新人の宮良操氏(61)、現職で3期目を目指す中山義隆氏(50)が相次いで出馬を表明し、保守系現職に、一部保守を加えた革新系新人が挑む構図となっている。宮良氏は新たに後援会組織を結成、中山氏は従来の組織を継続するなど、支持母体も整った。今後、各地区での懇談会や集会など年明けから動きが本格化、2カ月余りにわたる前哨戦を展開する。

 両氏の最大の違いは、防衛省が平得大俣東の市有地と民有地で手続きを進めている陸上自衛隊配備計画への対応。宮良氏は「阻止する」と反対の立場、中山氏は「理解する」として「話し合う」立場をとっている。

 ただ、争点に対する両氏の認識には隔たりがあり、宮良氏が陸自配備を最大の問題に掲げる一方、中山氏は経済振興策を挙げていることから、有権者に問う内容に違いが出るものとみられ、配備の是非が真っ向から対立する軸となるかどうかは微妙な情勢だ。

 中山氏の2期8年の市政運営の評価では、宮良氏が幼稚園休園、不発弾保管庫、火葬場移転、新庁舎建設位置をめぐる住民の反発などを例に「住民自治は末期症状、崩壊寸前だ」と厳しく批判、これに中山市長は「振り返ると、市民の意見を聞いてすべて解決した」と即反論するなど、有権者にとって分かりやすい争点の一つとなる。

 前哨戦で宮良陣営は革新票の支持を固めた上で、反中山の保守票の取り込みを狙う。中山陣営は自民党石垣市支部内で生じている不協和音の影響を最小限に抑え、公明党の支持を取り付けたい考え。

 中山氏の1期目で自民党との協力関係を築いた公明は前回、告示日の10日前に支持を出していることから、今回も前哨戦終盤まで動向を注視するとともに人格や識見、政策などを見極めた上で判断することになりそうだ。 

 一方、今市長選は、選挙権が18歳以上に引き下げられて以降初。両陣営は若い世代への浸透にも力を入れる。


観光入域135万人台へ

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 ■オスプレイ飛来

 あと2日で2017年が明ける。酉(とり)年のことしを振り返ってみると、何かと印象に残ることが多かったように思える。

 本市の10大ニュースから1年をひもといてみると、9月末に飛行中に不具合を起こした1機を含む2機の米軍の垂直離着陸機MV22「オスプレイ」が南ぬ島石垣空港に緊急着陸。修理するため6日間駐機したが、米軍から情報が地元にほとんど伝えられず、米軍に対する不信感が募った。市議会も臨時議会で緊急着陸に対する抗議決議案を全会一致で可決。抗議の意思を示した。

 現職市議2人を含む4人が、中山義隆市長に対する職務強要容疑で逮捕、起訴された。市議らは否認している。市長室でのやりとりの様子が録画録音され、証拠として県警に提出された。

 陸自配備をめぐっては、石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会が反対署名1万4022筆を市に提出。市は署名の重複記載や選挙人名簿との照合作業を進めており、同連絡会は照合に反発している。

 このほかに、八商工の平良海馬投手が西武ライオンズに4位指名され、入団が決定。背番号は61。平良は「最多勝」を目標に掲げた。一日も早い1軍での登板を期待したい。

 ■好調な経済活動

 経済は好調を維持した。根幹を成す観光産業は入域観光客が11月末時点で129万6505人と、前年の年間実績を上回り、過去最高の135万人台が確実な状況となった。堅調な東京を中心とした本土直行便の機材の大型化や、海外路線の増便などが功を奏した。

 また、海路も海外からの大型クルーズ船の寄港増や、船体の大型化などで入域客が急増した。来年は新港地区でフェリー専用バースが一部供用開始することで、現在、沖泊まりしている大型船の接岸も可能となり、利用客の利便性向上が期待される。

 一方、入域客の受け皿となるホテルの着工や計画が相次ぐ半面、白保や竹富島では地域住民と建設業者との対立が表面化。ホテル建設による自然破壊も危惧されている。また、建設業やサービス業などで慢性的な人手不足が続いており、各業界で人材確保が新たな課題として問題化している。

 ■来年は選挙の年

 来年は3月の石垣市長選に始まり、9月の3市町の議員選、11月の県知事選と三つの選挙が行われる4年に1度の選挙イヤー。石垣市長選は現職で3期目を目指す中山義隆氏(50)と新人で市議の宮良操氏(61)が立候補を表明しており、現時点では保革一騎打ちの様相。中山氏は「経済振興策」、宮良氏は「陸自配備問題」と、争点に違いがあるものの、選挙の結果が平得大俣で国が進める陸自配備計画の行方に大きく影響しそうだ。

 9月の市町議選は、与党多数の石垣市と竹富町、野党多数の与那国町で、与野党の構図がどう変わるかが注目される。知事選は翁長雄志知事の4年間の実績が問われることに。

 石垣市の新庁舎も、来年旧空港跡地で着工する。新県立八重山病院も完成、供用開始される。行政と医療の拠点施設が新たな展開を迎える。

 来年は戌(いぬ)年。常に元気に走り回る犬のように、八重山の経済が活性化することを期待したい。

『腹をくくれ』って言えばいいのに。…

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 「『腹をくくれ』って言えばいいのに。年をとって追及が弱くなっているんじゃないか」。来年3月11日の石垣市長選に向け、現職の中山義隆氏が正式に出馬を表明した後、会見に出席した支持者からこう指摘された▼力量不足を反省させられたが、やっぱり、はっきりさせたほうがいいと思っている支持者も少なくないのだ。陸自配備計画に対する質問への回答に、もやもやとした感じがしたのだろう▼「受け入れ可否の最終判断はいつか」「市長選前に態度を明らかにするのか」「市有地を売る際に市長が議会に提案しなければならない。市長には提案権がある。いつ判断するのか」などと質問▼これに対し「市民の声を聞きながら防衛省と交渉するということ」「選挙前にするとか選挙後にするとかは決めていない」などと回答。結局、受け入れの可否も判断時期も明確にならなかった▼一方、宮良操氏が2期8年の市政運営について具体例を複数挙げながら「住民自治は末期症状、崩壊寸前だ」と批判したことには「市民の声を聞いてすべて解決した。自信をもってその姿勢を貫きたい」と反論するなど、対立軸が鮮明に▼陸自配備計画でも、反対・阻止VS賛成・容認・推進と違いが明確になれば、有権者にとって分かりやすいのに。(比嘉盛友)

手が語る仕事の年月

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 ▽…丸一たたみ店の生盛豊代表は、家業の道に入って25年。毎日、客宅から店内に、店内から客宅に畳を運んでおり、回数はいかほどになるのだろう。畳は重いが、効率を上げるため一度に数枚、薄いものだと4枚持つことも。運ぶときに畳を支える右手を見ると、タコだらけ。驚いたのは手首にもあったこと。数枚持つためにできたという。仕事の積み重ねを感じさせる手だった。

 ▽…琉球芸能実演家と共演する「第2回琉球芸能鑑賞会」で数々の踊りを披露した八重山の子どもたち。この日は八重山芸能と違った琉球芸能の世界に観客を案内、ひと味違った芸能鑑賞会となった。踊り手の衣装は艶やかで、一人一人の舞いの手も合い、公演に懸ける情熱が垣間見えた。特別な舞台が道しるべとなり、八重山を代表する舞踊家へと成長するのではないか。

 ▽…八重山菊同好会の野原裕佳会長によると、1967(昭和42)年3月に八重山農林高校の教諭ら十数人で発足した。当時、八重山の菊花は在来の小菊しかなく、大菊は切り花菊を一部の人が趣味で作っている程度。このころに、緑と花運動が持ち上がり、菊づくりが生かせればと発足に至ったという。50周年の節目に野原会長は、「歴代会長や会員の皆さんの研さん努力と家族の支えがあったおかげ」と感謝感激の様子。

刑法犯6減315件 八重山署管内

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 八重山署管内の刑法犯認知件数(暫定値)は11月30日時点で315件と、前年同期321件を6件下回った。粗暴犯や無銭飲食、無賃乗車など飲酒がらみの事案が減少傾向。年末年始は飲酒の機会が増えるため、同署は1月4日まで総合警戒を実施する。「適度な飲酒と、家や自転車などの施錠を心掛けて」と呼び掛けている。

 刑法犯認知件数のうち、傷害・暴行などの粗暴犯は31件(前年同期比14件減)で、特に美崎町での発生が減少しているという。同署はことし、店舗への立ち入りやキャッチ取り締まりなど、歓楽街の環境浄化活動を強化してきた。

 事務所荒らし、自転車盗、万引きなどの窃盗犯は最多の204件(同8件増)。重点対策項目でもある自転車盗が11件も増えた。無施錠、ワンロックの自転車が狙われやすいため、同署はツーロックの徹底を呼び掛けている。

 殺人や強盗などの凶悪犯は7件(同6件増)と増えている。

「経験を生かせるかは自分次第」 中高生に海外体験紹介

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「未来は過去の行動が点と点とつながること」と行動力の大切さを訴える阿利斎生さん=29日午後、八重山教育事務所研修室

 石垣島出身で、国内外で活動する大学生と郡内中高生の交流イベント「Provisions Chanpuruu 人生の糧のちゃんぷる~!」(同実行委員会主催)が29日午後、八重山教育事務所研修室で初めて開かれた。大学生6人が「海外」をキーワードに掲げ、参加した50人余りの中高生らに自身の学生生活や留学経験などを紹介。「その経験をただの思い出にするか、何かのきっかけにするかは自分次第」と自ら一歩踏み出す大切さを訴えた。

 イベントは、同実行委代表で、沖縄キリスト教短期大学2年の阿利斎生(いつき)さん(20)が発案。現役大学生の声を共有することで、進路選択に悩む中高生らの背中を後押ししようと企画された。

 21カ国巡り世界一周をした沖縄国際大学3年の新嵩用兵衛さん、国立台北教育大学1年の木内美帆さん、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」に参加した琉球大学2年の本底曜さん、マーチング世界大会に出場した早稲田大学2年の石垣莉子さんら6人が登壇。

 阿利さんはシンガポールでの10日間の海外短期インターンシップや台湾一人旅経験に触れ、「過去に皆さんがやったことの点と点がつながり、未来はできる。自分の感覚を大事に行動すれば、思い描いた未来がゆかめるはず」と呼び掛けた。

 八重高在学時にアメリカ留学、4月から進学で渡米する久松南さんは「(留学など)行動することで価値観を広げることができた」と振り返った。

 阿利さんの妹で、嘉数中学3年の栞さん(14)は「受験勉強をする中で視野が少しずつ狭くなりがちだったので、海外留学の体験談などは新鮮だった。姉の姿は格好良くて、私もこれからいろんな経験を積んでいきたい」と話した。

来年3月末で終了へ まちなかじゅんかんバス

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2018年3月31日で運行終了が予定されているまちなかじゅんかんバス=26日午後、石垣港離島ターミナル

 石垣市地域公共交通協議会(会長・漢那政弘副市長)が東運輸㈱に委託している「まちなかじゅんかんバス」の運行が、2018年3月31日で終了を予定している。13年10月から国の一部補助を受けて運行を続けてきたが、運行1回当たりの乗客数が採算ラインを大きく下回っている上、補助金も年々削減されているため、赤字運行が続いている。協議会事務局の市商工振興課は、高齢者など車を所有しない「交通弱者」への対応を模索しているが、具体化には至ってない。市街地西側にはバスの定期利用者もいるため、運行終了後はこれに代わる交通手段の確保が課題となる。

 じゅんかんバスは、バスターミナルを起点に市役所、市健康福祉センター、八重山病院、新川第二団地、真喜良第二団地など31カ所を回る。これまでバス路線のなかった交通空白地帯の解消を目的に運行が始まったが、ことし7月の協議会で東運輸から路線廃止の報告があった。

 事務局によると、1回の運行(距離12・7㌔)当たりのコストは3430円。運賃は大人200円(12歳未満半額、5歳以下無料)。採算ラインは、1運行につき平均18人だが、現状は3~4人にとどまっていたという。

 運行は、国の地域内フィーダー系統確保維持計画の一環として補助金を受けているが、財源縮小の影響で2014年度の835万円から17年度は473万円にまで削減された。

 当初は、乗客数の確保と補助金で路線を維持する構想だったが、観光客や一定利用者以外の市民らにはなじみも薄く、利用が伸びなかった。東運輸は、利用者の要望に応えるため石垣市健康福祉センターまで路線を延伸するとともに、ことし10月には運行回数を当初の24本から12本に減らし増益を目指したが、赤字解消には至らなかった。

 一方、利用者からは「自宅からバス停まで歩く距離が負担になっている」「利便性の向上のため本数を増やしてほしい」「大浜方面までバスの延長を」などの意見が寄せられ、実績とニーズにギャップも生じていた。

 東運輸の担当者は「運行継続はしたいが、赤字が続き採算が合わず苦渋の決断」と話す。

 事務局は、非課税世帯の高齢者を対象にバス運賃を割り引きする「シルバーパス事業」の対象枠拡大やタクシーの活用も含め、交通弱者への対策を検討することにしている。

一人住まいの義姉の介護で県外から毎月のように島へ通う友人がいる…

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 一人住まいの義姉の介護で県外から毎月のように島へ通う友人がいる。高齢で歩行が不自由なため家を改装、段差を無くし手すりを付けたり出費も多端▼今はヘルパーさんが世話してくれているが、認知が入ったり動けなくなった時はどうすればいいですかと役所の福祉担当窓口を訪ね相談を始めている▼施設へ預けたらという人もいるが収入は年金と少しの預貯金。それで賄える施設があるのか賄えたにしても、すぐ入れるのか。自身の毎月の渡航、滞在費もバカにならない、いよいよ入所を考えなくてはと先月末に島の施設を訪ね話を聞いて回った▼どこの施設も満床で入所待機。しかも受け付け順でしか入れない。それも3~5年待ちは普通ですよとの答え▼そこで島の友人たちとの飲み会で島の介護現況を聞いてみることに。過半が高齢の親をみている。開口一番、自分も待たされている。かけもち申し込みも当たり前。大きな声では言えないが自宅介護は無理なので3ヶ月ごとの病院転院でしのいでいる。民間の施設に入れたが月の利用料が年金で賄えず不足を稼ぐため定年後もアルバイトしているなど本音も▼私たちが当事者になる十数年後はどうなっているのかしらん。百歳時代を迎えても寝たきりの親御が増えてしまっては嫌われるに決まっている。(仲間清隆)


市長選、第三の動きも?

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 ▽…石垣市長選は、保守系現職と革新系市議の一騎打ちが確定したかと思いきや、「どちらにも入れたくない」と第三の候補者を求める声が出始めている。水面下での動きがあるのか、関係者の間にはいろいろ臆測が飛び交っている。「年明けに波乱がある」との予想も出ており、どんな動きが出てくるのか目が離せない。

 ▽…八重高の「発展クラス」がことしで30年を迎えた。真久田絹代校長は同クラスの設置とともに生徒を指導する教師力の向上や相乗効果を実感、「まさに師弟同行」と強調する。先進校への教職員派遣など新たな取り組みも視野に入れる真久田校長だが、本年度で定年退職となり、「あと1年はいたかった」と悔しさも。真久田校長の思いを受け継ぎながらさらなる飛躍を。

 ▽…JOC都道府県対抗中学バレー大会に県代表として出場した松田蓮君(石垣中3年)も、バレー年納め会に参加。大会は優勝した福井とベスト8の埼玉に予選リーグで負けてしまった。松田君は「会場の雰囲気にのまれて、いつものプレーができなかった。力の差はあまり感じなかった。いい経験ができた。もっとうまくなれると感じた」と充実の表情。

新成人者が美化清掃 実行委員会

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地域への感謝を込めてごみを拾う新成人ら=30日午後、市民会館周辺

 2018年の新成人者による環境美化清掃(石垣市成人式実行委員会主催)が30日午後、成人式会場となる市民会館周辺で行われ、新成人者ら9人が空き缶や燃えるごみなどを拾い集めた。

 清掃活動は、これまでお世話になった地域の人へ感謝の気持ちを込めて実施。新成人者らは、植栽ますの間に落ちているペットボトルなどのごみを拾い集め、ごみ袋8袋分を回収した。

 実行委の下地由美香会長=登野城=は「燃えるごみだけでなく、燃えないごみも目立った。新たな気持ちで新年を迎えることができる」と感想を述べた。

 沖縄本島の大学に進学している平良博文さん=宜野湾市在住=は「活動をやった分だけ達成感がある。進学後、5年以上も会っていない人もいる。成人式が楽しみ」と声を弾ませた。

市長選、第三極の動きも

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 石垣市長選(来年3月4日告示、同11日投開票)は、新人で革新系市議の宮良操氏(61)、3期目を目指す保守系現職の中山義隆氏(50)が相次いで出馬を表明し、両氏の一騎打ちの様相を呈しているが、自民党石垣市支部内の不協和音を反映して保守支持層から「どちらの予定候補者も受け皿にならない」として第三の候補者を求める声が出始めている。関係者は「年明けに一波乱起きるだろう」と示唆しており、第三極の動きが具体化する可能性が出ている。

 支部内では、県議と市議で構成する常任総務会が現職を予定候補者として決定したことに、箕底用一氏が2期目の市政運営に対して支持者間に反発があるとして「総括もしていない」などと異論を唱えたほか、ツイッターでも現職支持グループを「仲良し組は末期症状だ」と批判するなど波紋を広げた。

 これをめぐっては、選挙運動の要となるはずの県議の砂川利勝氏が市長選に関して市議団に一任するなど距離を置いていることから、現職支持の市議から「箕底氏の発言やツイッターは砂川県議の声の代弁ではないか」との見方も出ている。

 また、保守系市議2人が逮捕、起訴された市長への職務強要事件をめぐり、市議2人の支持者らに現職に対する不満、反発があるほか、現職が自衛隊配備計画に対する最終判断を保留していることにも保守支持層に疑問の声があるため、関係者は「革新も、宮良氏への反発から一枚岩にならないだろう。第三極は勢力になる」と予想する。

 50代の保守支持者は「市長が自衛隊配備計画問題ではっきりしないのは、反対している市民が多いと思っているからではないか。僕のような保守は、どちらに転ぶか分からない人に票は入れられない」、別の支持者も「保守市政を守りたいが、どちらにも入れたくない。今のままでは投票に行かないだろう」と話した。 石垣市長選(来年3月4日告示、同11日投開票)は、新人で革新系市議の宮良操氏(61)、3期目を目指す保守系現職の中山義隆氏(50)が相次いで出馬を表明し、両氏の一騎打ちの様相を呈しているが、自民党石垣市支部内の不協和音を反映して保守支持層から「どちらの予定候補者も受け皿にならない」として第三の候補者を求める声が出始めている。関係者は「年明けに一波乱起きるだろう」と示唆しており、第三極の動きが具体化する可能性が出ている。

 支部内では、県議と市議で構成する常任総務会が現職を予定候補者として決定したことに、箕底用一氏が2期目の市政運営に対して支持者間に反発があるとして「総括もしていない」などと異論を唱えたほか、ツイッターでも現職支持グループを「仲良し組は末期症状だ」と批判するなど波紋を広げた。

 これをめぐっては、選挙運動の要となるはずの県議の砂川利勝氏が市長選に関して市議団に一任するなど距離を置いていることから、現職支持の市議から「箕底氏の発言やツイッターは砂川県議の声の代弁ではないか」との見方も出ている。

 また、保守系市議2人が逮捕、起訴された市長への職務強要事件をめぐり、市議2人の支持者らに現職に対する不満、反発があるほか、現職が自衛隊配備計画に対する最終判断を保留していることにも保守支持層に疑問の声があるため、関係者は「革新も、宮良氏への反発から一枚岩にならないだろう。第三極は勢力になる」と予想する。

 50代の保守支持者は「市長が自衛隊配備計画問題ではっきりしないのは、反対している市民が多いと思っているからではないか。僕のような保守は、どちらに転ぶか分からない人に票は入れられない」、別の支持者も「保守市政を守りたいが、どちらにも入れたくない。今のままでは投票に行かないだろう」と話した。

「お帰り、待っていたよ」

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家族に出迎えられる帰省客ら=30日午前、南ぬ島石垣空港内ロビー

 年末年始をふるさとで過ごす帰省客や正月休みで石垣島を訪れる観光客らで30日、南ぬ島石垣空港はにぎわった。空港内の到着ロビーでは「お帰り」「待っていたよ」と、帰省した家族や親戚と抱き合って再会を喜ぶ人の姿があった。

 同日午前、那覇-石垣便で帰省する長男家族を迎えた松山洋さん(74)=大川=は「普段は妻と2人暮らしなので、早く孫に会いたい」と到着が待ち遠しい様子。孫の琉王(るおう)君(15)と琉姫(りゅうひ)さん(12)がお土産を持って現れると、手を振り笑顔で迎えた。

 琉姫さんは、祖父の手を取り、「暖かいので海に連れて行ってほしい」と笑顔で頼むと、松山さんはうれしそうにうなずき、「孫の希望に応え、思い出をつくりたい」と話した。

 石垣市登野城出身で、プロゴルファー弓削淳詩さん(25)=兵庫県在住=も帰省。迎えに来た祖母の下地千代さん(78)と約3年ぶりに再会、「今回は、祖父母に会うために帰ってきた。祖母の手料理を食べて、ゆっくり過ごしたい」とふるさとの味を楽しみに空港を後にした。

モリそばカケそばだけかと思ったらスパゲティまで出て来た…

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 モリそばカケそばだけかと思ったらスパゲティまで出て来たと野党の国対委員長がやゆしたというスパコン詐欺事件が、今月22日開会の通常国会で昨年の森友・加計学園疑惑に続いて新たな追及の火種になりそうだ▼国の助成金4億3000万円をだまし取ったとしてスーパーコンピューター開発会社社長(49)が昨年12月起訴されたが、同社や関連会社に100億円超の公的資金が流れ、同社長には安倍政権内に人脈があるとされるからだ▼それは「総理」の著書もある安倍総理べったりと言われるジャーナリストと研究財団を設立。同ジャーナリストは麻生副総理兼財務相ともつながりがあるとされるものだ▼東京地検特捜部が巨額資金の流れ解明に着手しているが、野党も不正や忖度(そんたく)があったのではとみて、モリカケ同様今国会で追及のため、関係省庁から既にヒアリングを始めている▼これも「安倍一強」長期政権の弊害だ。沖縄への理不尽な基地押し付けと憲法改正で戦争国家に突き進む暴走を止めるため、今年こそ「安倍首相の早期退陣」につながる波乱を期待したい▼波乱と言えば3月の石垣市長選も、ここにきて保守陣営に内紛が露呈した。反現職候補擁立の動きまであり溝は深い。3選を目指す中山市長と砂川県議らの間に一体何があったのか。(上地義男)

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