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増子雅久君が秀作受賞

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「おかねの作文」で秀作に輝いた宮良小学校1年の増子雅久君=7日、県庁

 【那覇】県内の小中学生を対象にした「第38回おかねの作文」の表彰式(県金融広報委員会主催)が7日午後、県庁で行われ、宮良小学校1年の増子雅久君が秀作を受賞した。

 作文はお金や物の大切さ、勤労の尊さ、正しい金銭観などを学ぶもので、県内の小中学校35校から合わせて538編が寄せられ、特選、秀作、佳作合わせて20編を選んだ。

 増子君の受賞作は「はじめてのおかね」。5歳のころに道で拾った10円玉を交番に届けた思い出をつづったもの。拾得物として処理された10円が社会に役立っていることを学んだ様子を表現した。

 受賞に増子君は「初めての大きな賞なのでとてもうれしい」と笑顔。母親の久美さんは「交番に届けたことで、息子にとって大きな10円になった。これからもお金を大切にしてほしい」と話した。


オニヒトデ駆除、継続を要請

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中山義隆市長(左)にオニヒトデ駆除の継続を要請する八重山ダイビング協会の園田真会長(中央)=7日午後、市長室

 八重山ダイビング協会(園田真会長)と八重山マリンレジャー事業協同組合(藤井成児代表理事)、石垣島マリンレジャー協同組合(屋良部守代表理事)は7日、オニヒトデの駆除事業を2014年度も継続するよう石垣市に要請した。

 同年度予算に事業費が計上されない可能性があるとして要請したもので、中山義隆市長は「担当課(環境課)と調整したい」と述べた。

 3団体はそれぞれ13年度、環境課の事業を受託して名蔵湾内の3カ所で駆除事業を実施した。園田会長らは「駆除を継続しないとサンゴが全滅する。3カ所以外は手をつけておらず、深いところでは稚オニヒトデが増えている」と危機感を訴えた。

浮島政務官、漂着ごみ視察

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環境省や県、市の担当者から漂着物について説明を受けた浮島智子政務官(中)=7日午後、伊野田海岸

 環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官の浮島智子氏は7日、県が環境省の地域グリーンニューディール基金を活用して漂着物の回収やモニタリング調査を実施している伊野田海岸や星野海岸を視察した。回収後も再び大量の漂着物が海岸に打ち上げられている状況に浮島氏は「基金を単年度で終わらせてはいけない。15年度以降も継続できるようにしたい」と話した。

 県は09年度に海岸漂着物対策地域計画を策定し、同基金を活用して県内全域で回収事業を実施してきた。同基金は14年度で終了する予定になっている。

 伊野田海岸には、北東の風が吹くと漁具やペットボトル、空き缶などが漂着。海外からの漂着物もある。11年度には、約100万円をかけ、2㌧トラック69台分を回収した。

 国外からの漂着ごみについて浮島氏は、4月に韓国で予定されている日中韓3カ国の環境相会合で話し合う考えを示した。

観光、情報、八重高に人気 入試初回志願状況

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2014年度県立高校一般入試初回志願状況

 【那覇】県教育庁は7日、本年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。八重山3高校は、推薦内定者を除く全日・定時制合わせた定員551人に対して、458人が志願し、平均倍率は0・82倍。93人の定員割れが生じている。県教育庁は21日夜に最終の志願者数を発表する。

 八重高は定員197人に志願者220人で倍率1・12倍。

 八商工は、全日制で定員156人に志願者115人で、倍率は0・74倍、41人の定員割れ。定時制は定員40人に志願者13人で、倍率は0・33倍、27人の定員割れ。全日定時合わせた倍率は0・65倍となった。

 八重農は、定員158人に志願者が110人。倍率は0・70倍で、48人の定員割れとなっている。

 定員以上の志願があった学科・コースは、八商工商業観光コースで定員17人に志願者20人で倍率1・18倍。同校情報ビジネスコースは定員30人に志願者32人で倍率1・07倍。

 八商工と八重農のその他の学科はいずれも定員割れ。

 八重山特別支援学校は、一般学級の定員16人に対し志願者6人。重複障害学級は定員3人に1人が志願。

 志願変更は、申し出期間が13日と14日。願書取り下げと再出願期間が20日と21日。試験は3月6、7日で13日に合格発表が行われる。詳細は、県教育委員会のホームページでも確認できる。

八重山病院にNICU先島地区で初

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NICU設置と医師増員で救急医療体制が強化される県立八重山病院=7日午後

 【那覇】先島地区で初めて県立八重山病院(依光たみ枝院長)にNICU(新生児集中治療室・3床)が設置されることが7日分かった。県は施設を整備したあと、小児科医を増員してできるだけ早い時期の開設を目指す。さらに4月からは、ICU(特定集中治療室)と一般病棟の中間に当たるHCU(高度治療室・4床)を初設置。看護師5人を配置して、救急医療体制の充実強化を図るとしている。

 NICU設置に伴い、小児科医が現在の2人から4人増員されて6人体制となる。重症な新生児を、24時間対応の管理治療ができる医療体制の充実強化と、医師の負担軽減が期待される。

 県は県立病院の救急体制の充実・強化などを目的に、県立病院事業局の定員数を医師38人、看護師42人、計80人増の2734人とする条例改正案を14日開会予定の2月県議会に上程する。NICUとHCU設置はこの定員増による措置。

 八重山病院には、初めてICUの専任医師1人を配置。NICUは医師1人、看護師6人が配置され、高度な医療を行うことができる地域周産期母子医療センターの認定を目指す。定員増の目的の一つである経営改善では初めて検査科医師1人、感染管理認定看護師1人を配置して、質の高い医療を構築する。

 県内でNICUがあるのは、県立中部病院と県立南部医療センター・こども医療センター、沖縄赤十字病院、琉球大学医学部付属病院、那覇市立病院の5施設。現在、八重山病院の小児科医は、午前0時以降は自宅など病院外で呼び出しに備え待機するオンコール体制で勤務。院内に常時配置するなどの基準が満たされていなかったが、今回の増員で解消される。NICUとHCUは、4月に県立宮古病院に設置されることも決まった。

市教育委員会主催の石垣市新春凧あげ大会…

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 市教育委員会主催の石垣市新春凧あげ大会への苦情が寄せられた。「こちらは長い審査にいらだち、喉も渇き、昼食抜きで待っているのに、関係者がテントの下でのんきに弁当を食べているのはいかがなものか」と▼あれっ、飲み水は本部テント前で、ご自由にどうぞと案内されていたはず。弁当も大会が午後までという前提のもとに用意され、参加者も弁当持参がほとんどと理解していただけに、指摘のように当日のんきに弁当を食べた身は困ってしまった。車座になり、ごちそうや飲み物を広げている家族もいたのでこの声には戸惑った▼あらためて、こんな伝統ある大会といえども、事前に何度も広報に徹しないと、ことに初めて参加される方には誤解されかねないと思った▼最低限の情報として開会、閉会の時間。表彰式の目安時間。午後までの大会なら弁当を、湯茶の接待がなければ水筒持参なども呼びかけたい▼中でも表彰式までの待ち時間の長さは毎回悩みの種、主管の八重山凧愛好会でも、その間を子どもたちにはシャクシメーからのお菓子落としなどの凧遊びで対応しているが、いまだ同伴の大人は時間、時間とかまびすしい▼しかし、遊びの本質は時間を忘れてしまうほどの楽しさ。時間に追われる現代っ子は、勉強も遊びも半端になっていないかな。(仲間清隆)

野底さんに環境奨励賞 青少年科学作品展

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環境奨励賞を受賞した野底さんと佳作の岡部君

 【那覇】第36回沖縄青少年科学作品展(沖縄電力主催)の表彰式が8日、浦添市民体育館で行われ、川平中学校2年の野底海友さんが環境奨励賞、八島小学校3年の岡部壮良君が佳作を受賞した。石垣市からはこのほか、個人2人と2チームが佳作に選ばれた。

 野底さんは「私達を育む川平湾PART3 サンゴから学ぶ」の作品で応募。家族とビーチクリーン活動を通して、川平湾の水質などを調査した成果が認められた。

 受賞に野底さんは「前は佳作だったのでとてもうれしい。指導した先生と協力してもらった地域の皆さんに感謝したい」と述べた。

 岡部君は、糸の長さによって変化する「ふりこのせいしつ」について調べた作品で佳作に選ばれた。「実験が大変だったので賞が取れてうれしい。次は滑車について調べ、大きな賞を取りたい」と受賞を喜んだ。

 今回は「未来を灯す、君の創造力」をテーマに、県内の小中高とアメリカンスクールから137点が応募。県知事賞3点、沖縄電力社長賞2点、県教育長賞6点、環境奨励賞4点、佳作64点、入選に57点など選ばれた。

 入賞者は次の皆さん。

 ▽「phが変わると色が変わる紫色の植物」(富野中学校3年・前濵祐里)

 ▽「鳴き声で調べる身近な生物」(伊原間中学校2年・大堀結丸)

 ▽「アンパルに生息するシレナシジミの研究Ⅵ」(八重山商工高校・仲里ちとせ、平岡ひかり、小林夏奈、新本美希、小波本七彩、仲山忠扶)

 ▽「八重山地域におけるバニラ栽培および生産の可能性の研究」(八重山農林高校・加藤亮、下地郁恵、中村真夏、美崎颯太、宮城はづき)

息の合った演技で観衆魅了 虹色コンサート

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平真小学校マーチングバンドレインボーの虹色コンサートで、「Color of Heart」を披露する部員ら=8日夜、市民会館大ホール

 平真小学校マーチングバンドレインボー(黒島麻衣部長、部員26人)の虹色コンサート(同実行委員会主催)が8日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、部員らが息の合った演技で観衆を魅了した。

 レインボーは昨年11月4日に沖縄コンベンションセンターで開かれた「第26回マーチングインオキナワ2013」で16年連続の金賞を受賞。22日に横須賀市で開催される「第13回マーチングステージ全国大会」への出場を控えている。

 コンサートは2部構成で行われ、全国大会で披露する「Color of Heart」をはじめ、卒業生との合同演奏、パートごとの演舞などが次々に繰り広げられた。保護者や教員らのマーチングショーや、同校4年生の合唱などもあり、コンサートを盛り上げた。

 黒島部長は「6年生にとって22日が小学校最後の舞台。精いっぱい演奏、演舞してきたい」と意欲を語った。


プロ直伝、楽しく練習

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伊志嶺翔大(左)や井上晴哉(右)からバッティングの指導を受ける子どもたち=8日午後、市中央運動公園野球場

 第7回千葉ロッテマリーンズ少年野球教室(石垣市主催)が8日午後、市中央運動公園野球場と屋内練習場で行われ、市内の少年野球チームから約160人が全1軍選手から野球の基礎などを学んだ。

 守備練習では、内野手のクレイグ・ブラゼルがノックを担当。子どもたちが「カモン」と声をかけると、ブラゼルは「オッケー」と返し、交流を楽しんだ。

 白保轟の坂東篤磨君(白保小5年)は「きょう学んだことを練習に生かし、将来はロッテの選手になれるよう頑張りたい」、少年オリオンズの平野素土(もと)さん(新川小3年)は「とてもわかりやすく、楽しかった。もっと上手になりたい」とそれぞれ感想を述べた。

 打撃練習を担当した大嶺翔太は「自分が小学生のころは、こんなに間近でプロの練習を見る機会がなかった。子どもたちには、日々のトレーニングのヒントにしてほしい」と話した。

消波ブロックはごみ捨て場?

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消波ブロックに捨てられたごみを拾う八重山商工高校観光コースの生徒たち=8日午前、八島小南側の防波堤周辺

 身近な場所をきれいにし、現状を知ろうと八重山商工高校商業科観光コースの1年生から3年生まで約50人が8日午前、八島小学校南側の防波堤周辺を清掃した。

 生徒たちはごみ袋やごみばさみを持ちながら、防波堤付近や消波ブロックの間などに落ちているごみを拾った。

 今年は可燃ごみ20袋、不燃ごみ11袋、空き缶4袋、ペットボトル11袋のごみを収集。ペットボトルにたばこの吸い殻がたくさん入っているものや、船体の破片、発泡スチロールなどもあった。

 3年生の加藤弦君(18)=神戸市出身=は「こんなきれいな海は本土にはない。海をもっと大切にしてほしい」、1年生の大城稜さん(16)は「燃えないごみが特に多い。できれば一般の人にも清掃に参加してもらい、現状を見てほしい」とそれぞれ感想を語った。

 宮里靖乃教諭は「ポスターを制作するなど、ごみ捨て防止を呼びかける活動もしていきたい」と話した。

1308人が完走 やまねこマラソン

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第21回やまねこマラソン大会で西表島の雄大な自然をバックにスタートを切る参加者=8日午後、上原小学校校門前

 【西表】「さわやかに西表島の大自然を走ろう」をテーマにした第21回竹富町やまねこマラソン大会(町体育協会主催)が9日午後、上原小学校を発着点に23、10、3㌔の3コースで行われた。レースの結果、23㌔男子は王滝将弘さん(23)=石垣市=が5年ぶり2回目の優勝、同女子は國清里美さん(27)=岡山県=が初優勝を飾った。大会には1344人が出場し、1308人が完走。完走率は97・3%だった。

 開会式では川満栄長町長、中山義隆市長、町観光大使の江戸家猫八さんのあいさつの後、北海道から参加した皆川美穂子さんと地元白浜在住の大浜一将さんが「西表島のサトウキビのように力いっぱい走る」と選手宣誓。

 23㌔は猫八さんがスターターを務め12時40分に号砲。10分間隔で10㌔、3㌔がスタートした。参加者は西表島の海や川など大自然を満喫しつつ、マイペースでゴールを目指した。

 中には着ぐるみで出場。沿道の住民に手を振りながらマラソンを楽しむ人やベビーカーを押してゴールを目指す人も。エイドステーションでは、ボランティアと参加者が記念撮影をする姿もあった。

 この日は時折、小雨が降る曇り空で、正午現在の気温は19度と絶好のマラソン日和。コース沿いでは大勢の住民や子どもたちがドラや太鼓を打ち鳴らして声援を送った。

 大会終了後は、中野わいわいホールで「ふれあいパーティー」が開かれ、恒例となったサバニの刺し盛が振る舞われたほか、地元フラダンスサークル「リノレオ」がダンスを披露するなど、参加者はレースの疲れを癒やしつつ、にぎやかに交流を深めた。

わしづかみ

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 ▽…「もうすぐ1年生園児と父母の集い」では、30回目にして初めて男性校長の漢那憲吉さん(新川小)が講話した。算数や漢字の問題が書かれたプレートをはじめ、アンパンマンとばいきんまんの手人形などさまざまな道具を使ったユニークな内容で、子どもたちは大喜び。最後も「ばいばいきーん」と姿を消し、子どもたちの心をわしづかみ。

 

 

 ▽…防災資機材が地区自主防災会に貸与され、地域の防災力が高まることが期待される。しかし、資機材がそろっていても、いざ必要となった時に使いこなせなかったり、故障していては意味がない。今年1月の文化財防火デーに伴う消火訓練では、屋外消火栓のホースが2本とも破れていた。定期的な訓練や点検が重要だ。

 

 ▽…獣魂祭で駆除してきた鳥獣を供養した県猟友会八重山支部のメンバーら。農家にとってキジやクジャク、イノシシの被害は甚大で有害鳥獣駆除の要望は多い。竹富町内では鳥獣被害防止総合対策実施隊制度を導入したことで猟友会の活動支援が図られており、石垣市内でも同様の措置を執るべきでは。

14日はバレンタインデー。女性が男性にチョコ…

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 14日はバレンタインデー。女性が男性にチョコレートを配る日として定着しているイベントで、ほろ苦いものから甘いものまで思い出も人それぞれだろう▼スーパーやコンビニには特設コーナーができ「期間限定」の華やかなラッピングにつられ、あげる相手がいなくてもつい買ってしまう▼最近はネット通販で有名メーカーのチョコがお取り寄せでき自宅に届けてくれるので便利、大量に注文する友人もいる▼もともとは初期キリスト教の聖人、聖バレンティノにちなんだ日で、14世紀ごろからヨーロッパで始まった行事。アメリカの友人に聞くと女性から男性にとは限らず日ごろ世話になっている方や友達に花やカードなどを贈るようだ▼日本でチョコを贈る日になったのは、神戸の菓子メーカーのキャンペーンがきっかけという。”本命””義理””感謝””自分””ごほうび”チョコと名称も年々変化、今年は女性同士で「友チョコ」を贈り合うのがブームらしい▼ある調査で初めてプレゼントをしたバレンタインデビューで最も多かったのは小学生、中には幼稚園児と子どものころから定着しているよう。皆ブームに踊らされていると知りながらも継続する不思議な行事。本命のハートを揺るがすには何かもっと個性的なものを贈ってみてはどうだろうか?(辻本順子)

今年も校庭に甘い香り 宮良小学校

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黒糖づくりを体験する宮良小学校の児童たち=写真はいずれも9日午前、同校校庭

 宮良小学校(小浜美佐子校長、児童118人)の恒例行事「親子キビ刈り・黒糖づくり」が9日午前、同校で行われた。5年生を中心に全学年の児童や保護者、地域住民など総勢約300人が参加し、サトウキビの収穫から圧搾、黒糖製造までを体験した。

 八重山の基幹産業について学ぶとともに、勤労の大切さや力を合わせて働く喜びを知ることが目的。今回で34回目。宮良川の川下りとともに同校の二大行事となっている。

 この日は5年生が4年生のときに植えたサトウキビを親子で刈り取り、しぼり汁を煮詰める作業を体験した。

 午前10時すぎには黒糖が煮詰まり、校庭に甘い香りが立ちこめた。

 西原夕稀さん(5年)はできたての黒糖に「熱いけど、頑張って育てたのでおいしく食べたい」と笑顔をみせていた。小浜校長は「地域に根ざした伝統行事になっており、地域の人々の協力が欠かせない」と話していた。

ロッテサイン会に360人 スター選手にファン大興奮

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マリーンズ選手サイン会で涌井秀章投手からサインをもらう参加者=9日午後、石垣市総合体育館

 千葉ロッテマリーンズ春季キャンプのファンイベント「マリーンズ選手サイン会」(1SHIGAKI26主催)が9日午後、石垣市総合体育館メインアリーナで開かれ、360人が参加した。成瀬善久投手や唐川侑己投手をはじめ、地元出身の大嶺祐太、大嶺翔太兄弟、新加入した涌井秀章、石川歩の両投手の6人が色紙やボールにサインし、ファンを喜ばせた。

 ロッテを代表する人気選手の登場とあって、各選手の前にサインの順番を待つ長い列ができた。1SHIGAKI26(大城文博会長)は300人の来場を予定していたが、整理券を追加発行して対応した。

 大嶺翔太からサインをもらった南風原梨帆ちゃん(平真小3年)は「カッコイイ翔太選手のプレーが好きでファンになった。早く1軍に上がってプレーしてほしい。サインは宝物にする」と喜んでいた。

 比嘉優君(平真小4年)は大嶺祐太からサインをもらい、「祐太投手は間近で見ると体が大きい。僕もあんなふうになりたい。今年は2ケタ勝利を目指してほしい」とエールを送った。

 大城会長は「チームの柱になる選手が参加してくれて感謝している。かなうならば、もう一度(サイン会を)開きたい」と笑顔をみせた。

 サイン会は当初メイン球場の1SHIGAKI26ブースで行う予定だったが、雨の影響で変更した。


「学び」さまざま一堂に 市生涯学習フェス

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東日本大震災の一日も早い復興を願ってダンスを披露したリコ・フラサークルの人たち=9日午前、石垣市民会館中ホール

 「集う・学ぶ・育む 結いの心で地域づくり」をテーマに第12回石垣市生涯学習フェスティバル(主催・市、市教育委員会)が9日、市民会館中ホールで開かれ、11団体170人が舞台、21団体が展示を通じて発表を行った。ロビーではたこやひな人形づくりのコーナーもあり、会場を訪れた多くの市民でにぎわった。

 開会行事では、伊野田小学校の子どもたちが「繁昌節」「とまた節」を披露。

 舞台発表では、同校や真喜良小、市老人クラブ連合会の健康体操民踊クラブ、社交ダンス趣味のクラブ、市ハーモニカ愛好会など11団体の舞踊や三線演奏、ハワイアン・フラ、オカリナ演奏、ハーモニカ演奏、詩吟があった。

 ハワイアン・フラのリコ・フラサークル(中山弥生代表)は東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」に合わせて踊り、被災者が一日も早く元気を取り戻せるよう願いを込めた。

 同サークル会員で、1995年に神戸で阪神淡路大震災に遭遇した末正民子さん(66)=野底=は「19年前の体験だが、いまだに心に大きな傷が残っている。東日本大震災で石垣島に避難してきた人もいるので、私たちのダンスで被災者の気持ちが少しでも楽になってくれたらうれしい」と話した。

「石垣の子はセンス高い」 FC・ISHIGAKI

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FCISHIGAKIの子どもたちを指導するジェファFCの李済華代表=9日午前、真栄里公園

 小中高校生を対象にしたサッカーのクラブチームFCISHIGAKI(尹泳斗監督)は9日午前、東京都のクラブチームジェファFC代表の李済華(リ・ジェファ)國學院久我山高校サッカー部監督を招き、真栄里公園で指導を受けた。李監督は小学生約50人を指導し、「石垣島にはセンスの高い子が多い」と高い評価を示した。

 両クラブが昨年11月に提携を結んで以降、李代表が指導するのは初めて。FCISHIGAKIでは今後、李監督を含むスタッフを東京から招いて指導を受けるほか、所属選手やコーチ陣の相互派遣・交流を通じて技術の向上を図る方針。

 李代表は、ドリブルやパスに必要なボールタッチや足首を柔軟に使って相手をかわす方法、ボールを奪われないための体の使い方などを身ぶり手ぶりを交えてアドバイス。

 練習の合間に行うミーティングで、李代表は「試合で失敗したら練習して乗り越える、その繰り返しが重要。何度も行うことで技術がついてくる」と話し、失敗を乗り越えようとする気持ちの重要性を訴えた。

 FCISHIGAKIの田神一コーチは「練習と試合を繰り返すことを意識し、良いところは褒めて伸ばしたい。自分の技術を伸ばす場所としてFCを活用してほしい」と話した。

 李代表は「東京のクラブでも遜色なくやっていける子どもが多くいたので驚いている。子どもたちを伸ばせる指導や環境づくりが大切。お手伝いをしていきたい」と抱負を述べた。

創立60周年の節目祝う 吉原小学校

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吉原小学校の創立60周年記念式典で、榮多喜仁校長(右)から感謝状を受け取る歴代校長ら=9日午前、同校体育館

 吉原小学校(榮多喜仁校長、児童10人)の創立60周年記念式典と祝賀会、学習発表会が9日午前、同校で開かれ、大勢の関係者が節目を祝った。式典では歴代校長や歴代PTA会長など14個人に感謝状を贈ったほか、児童や卒業生が校歌を元気いっぱい歌い、さらなる発展を願った。学習発表会では、吉原地域の開拓当初の苦労や歴史を創作劇で表現し、会場の参加者たちが60年前に思いをはせた。

 同校は1954年4月3日、川平小学校吉原分校として認可され、57年4月4日に吉原小として設置された。これまで卒業生249人を輩出している。

 式典では、校歌斉唱の後、榮多校長が「子どもたちが自信と誇りを持つことを願うとともに、職員一同先輩方の教育への熱い思いを忘れず、子どもたちのために尽力していきたい」と式辞を述べ、歴代校長らに感謝状を手渡した。

 児童を代表して6年生の渡真利健君(12)は「大先輩方の築いた素晴らしい伝統を受け継ぎ、力を合わせてより良い吉原小にしていきたい」とあいさつ。中山義隆市長、八重山教育事務所の黒島一哉所長、玉津博克教育長が祝辞を述べた。

 学習発表会では、吉原地域を開墾した歴史や苦悩を全児童が創作劇「吉原の歴史60年」で披露したほか、PTAの合奏や手品、卒業生の「トーガニアヤグ」など多彩な演目で盛り上がった。

 受賞者は次の各氏。

 ▽功労者=川田修、丹羽正武▽歴代校長=長嶺和子、石垣安志、松原美佐子、清水ちか子▽歴代PTA会長=佐久川和美、玉城多喜江、川原千賀子、田中泉、大城明美、川田洋史、下地幸徳、小田島優

「郷里への恩返し」

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 ▽…待ちに待った大手洋菓子メーカーのエーデルワイスが県内進出に向け検討していることが分かった。しかも創業者の比屋根毅会長が「石垣島への出店も視野に入れる」と明言したことで比屋根会長を知る人々は大喜びだ。過去10年にわたり地元関係者から県内への出店を要請され続けたという会長。「郷里への恩返し」とプロジェクトをスタート。郷里は一刻も早い出店と自慢の味に期待。

 

 ▽…未利用のバイオマス資源の利活用について意見を交わした石垣市主催の循環のまちづくりシンポジウム。市農林水産部の担当職員がバイオマス技術の導入により「循環の島構築へ」と取り組み状況や今後の展開を説明したところ、会場からは「将来の農水部長」と職員を持ち上げる声も上がっていた。

新空港の開港からやがて1年になる。LCC…

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 新空港の開港からやがて1年になる。LCC(格安航空会社)が就航し、航空会社間の競争で運賃は劇的に安くなった。1万円で往復でき、本島へ行く機会も増えた▼航空運賃が下がったことで観光客も大幅に増加し、ホテルなど宿泊施設も息を吹き返した。レンタカー会社も空港近くに集中、夏場のピーク時にはものすごい数のレンタカーを見るようになった▼ところがすべて万々歳というわけではない。あれほど熱望していたコンテナ搭載中型機の東京直行便が運航しても、年間の一時期をのぞけば貨物はガラガラで飛んでいる▼郵便局や輸送業者の一般取り扱い貨物は、基本的に那覇経由とされているためだ。那覇で一括集中仕分けをしたほうがコスト安になるというわけだが、せっかくある直行便の貨物が、空に近い状態で運航しているのは実にもったいない▼東京直行便の中型機は、マンゴーやパイン、マグロなど3~7月の最盛期には、5~6㌧、5~10台のコンテナを搭載して運航している。小型機は1~2㌧くらいしか積めない▼飛行機のおなかいっぱい貨物を搭載するのが新空港建設の訴えだった。その希望にまだ現実が追いつかない。厳しい経済情勢で市場が大きく変動してきたということもあるが、農水産業には期待を込めたい。もっと頑張ってほしい。(黒島安隆)

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