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接続道路3月末の開通へ 事業着手から7年目

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真栄里緑地(奥)にかかる用地の除外手続きが進められている登野城漁港内道路=23日。3月末までには開通する見通し。右側が代替の緑地となる

 石垣市が計画する登野城地区魚類養殖場背後地と国道バイパスをつなぐ登野城漁港内道路は、真栄里緑地にかかる箇所での整備がようやく始まる見通しとなった。緑地内に計画されている道路用地は都市計画法に基づき除外しなければならず、市が現在、変更手続きを行っている。順調にいけば2月下旬に決定する。これを受け、3月末までに接続道路を整備、開通させる予定だ。

 水産課の登野城漁港漁村再生計画事業の一環として整備されるもので、事業着手から7年目にして完成する。同課によると、港湾区域の編入、保安林の解除、緑地の変更など個別法をクリアする手続きに時間を要したという。

 同道路周辺には八島小、あまかわ幼稚園、住宅、ホクガン石垣工場などがあり、車両が国道バイパスに出るためには通学路を通行しなければならない。接続道路が開通すれば交通量が減少し、児童の交通安全にもつながりそうだ。住民からも早めの接続を望む声が上がっていた。

 漁港内道路は総延長215㍍で幅員は9㍍(片側歩道2㍍)。70㍍は完成しており、残る区間の工事を進めている。このうち緑地を通過する区間は約40㍍。

 真栄里緑地は1977年2月10日、防潮を目的に約4.4㌶が都市計画決定された。今回の変更手続きで、接続道路にかかる0.09㌶を除外する一方、道路沿線に同面積の代替地を確保し、緑地として整備する。

 都市計画変更案は21日から27日まで市役所(市政情報センター、都市建設課)、市立図書館、市健康福祉センターで縦覧される。市ホームページにも掲載されている。この間、意見書を受け付けている。


途上国でも太陽光を

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 ▽…白保で約2メガワットの太陽光発電施設建設を進めている日建ハウジングの識名安信社長。八重山ライオンズクラブでも活動しており、「ライオンズクラブでは途上国に病院や学校を建設している。この地のノウハウを生かして途上国の学校や病院の上に太陽光パネルを載せられるように取り組みたい」と意欲を話した。

 

 ▽…23日の市内教員向けの理科実験教室に続き24日に八島小学校の4年生を対象に行われたNECの「ガリレオクラブ」。午前8時45分から同11時近くまで休憩なしで行われたが、児童らは学び足りない様子で目を輝かせていた。子どもの理科離れが著しいといわれるが、教員の教え方一つで児童らの関心や意欲も変わってくる。子どもの興味をかき立てるような面白い授業に期待。

 

 ▽…石垣—波照間・多良間路線が2015年10月の運航再開に向けて大きく動きだした。作業部会の会議では自治体と航空会社に課題も挙げられ、地元が観光客増加への取り組みや航空会社が需要と運航努力をどこまでできるのかがポイントとなるなど、細かな修正点の確認も必要となった。航路が止まっても、ある程度の物資輸送にも大きく貢献できることから、生活路線としての継続運航に期待が高まる。

昨年11月、小笠原諸島(東京都)近くの海上で…

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 昨年11月、小笠原諸島(東京都)近くの海上で海底火山噴火による「新島」誕生が話題になった。そこで不謹慎にもふと思ったのが、わが石垣市にある尖閣諸島が逆に海底に沈没したらどうなるかということ▼年間約100万円の固定資産税が消えるが、何より領有権をめぐり一触即発の危機にある日中対立がこれで雲散霧消。関係国すべてに平穏が訪れるのは確かだろう▼特に年中を通して入れ代わり立ち代わりで尖閣を守ってきた石垣をはじめ全国の巡視船の海上保安官が、中国公船と対峙(たいじ)する緊迫状態から解放される▼財政的にも尖閣警備強化のために計上された6隻の大型巡視船新造や、専従部隊創設に伴う石垣での宿舎建設など230億円の補正予算が必要なくなる▼さらに燃料費など年間2000億円近い海上保安庁予算や尖閣を想定した巨額の離島防衛予算も相当額が浮く。これらを別の東日本や弱者、経済対策などに回せば国民から喜ばれるのは必定▼とこう書くと、愛国心に燃える領土ナショナリズムの皆さんに、また何をふざけた話をとお叱りを受けそうだ▼しかし新年に当たり思うのは、今年は双方が靖国を参拝したり、勝手に防空識別圏を設定したりの挑発をやめ、平和的解決に努めてほしいということ。今の日中は“偶発”が怖い。(上地義男)

進む教育委員会改革

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■教育改革ラッシュ

 自民党「一強政治」でこれ見よがしとばかりに教育改革が進む。「制度」は時間がたてばほころびが生じたり疲労、疲弊をきたすことは承知している。だが、改革の名のもと、こう矢継ぎ早に法律を改正し、この国のあり方を変えるとなると、戸惑わずにはおれない。もう少し時間をかけ、国民皆してしっかり考えようではないか。

 そのひとつに教育委員会(以下、教委)の改革がある。戦後、わが国の義務教育施策の中核を担ってきた教委。その教委が大きく変わろうとしている。教育は一般行政(政治)から「独立」し、「中立」であってこそ普遍性が維持される。

 人は、人として生きるために正しい道を教えてもらったか。人として生きるために学問によって開発してもらったか。国民が苦難の末獲得した教育の崇高な理念である。そしてそれは不易な存在である。その手法が時の政治状況に左右されるものであってはならない。ましてや「国の関与」が強化されることを懸念する。では、教委改革の問題点はどこにあるのか。市町を例に取る。

 

■首長に最終的権限

 教委は、5人の民間人からなる教育委員(町は3人でも可。そのため与那国町は3人)で構成され合議制をとっている。その委員は議会の同意を得て首長が任命する。いわば地域の代表者である。教育に関する一切の業務や権限は首長部局から独立した教委事務局が担う。しかし人事交流や予算決定権は首長にあるため完全独立の行政委員会にはならない。形式上は教育委員長がトップだが、実質は教委事務局を統括する常勤の教育長に権限が集中する。その教育長を中心にして諸教育施策が展開される。

 今回の改革でこの最終的権限者を首長に移行しようとの考えのようだ。他部局同様に配下に置かれることになる。そうなれば、現在混迷を深めている教科書採択も首長の一声で決まってしまう。全国学力テストの学校別成績公表も首長の意向で決まる。学校統廃合の校区割りにしても同じ。 

 地域の声が教育行政に反映しにくくなり、教委としての専門性が生かされなくなる。政治的中立性が保たれるかも懸念される。国会審議を厚くし議論をもっと深めるべきだ。

 

■専門性を高めてこそ

 そういう状況にあって教育委員はどうあればいいか。ひと頃、教育委員は校長あがりで占められていたが、近年、他分野や職種からも多く任命されるようになった。教育は国民のもの|の視点に立てば適切、妥当な任命と言えよう。そこに政党間の思惑が介在したり、同意に際し議場を退席しては良識が疑われる。

 最終権限者である首長の判断をただしたり抗したりできる識見を持たねばなるまい。そのためには教育への専門性を高め、感性を育てる必要がある。自己の感覚のみに頼り拘泥した論議ほど危ういものはない。

 教委の守備範囲は広い。社会教育、生涯教育、公民館にも目を配らなければならない。文化財にも精通する必要がある。「広角打法」でなければ最終権限者と渡り合えない。

「廣虎」(大中出身)が世界タイトル戦 キックボクシング

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世界タイトルマッチ応援ツアーへの参加を呼び掛ける実行委員ら=24日午後、大浜信泉記念館

 石垣市大浜出身のキックボクサーで、WPMF日本スーパーウェルター級王者の廣虎(ひろと、本名・根間裕人、30)が3月2日、沖縄市で行われるWPMF世界スーパーウェルター級決定戦で、同級タイ王者のゴンチャック・ポーパオウィンと対戦する。

 応援ツアー実行委員会(平良勝幸会長)が24日、大浜信泉記念館で会見し、「郷土の出身者が頂点を目指して挑戦する姿を応援しよう」と呼び掛けた。

 ツアーは3月2日から1泊2日で大人2万9500円(貸し切りバス代、リングサイド観戦券、グツズ代込み)。問い合わせは㈱石垣島トラベルセンター。締め切りは2月14日。

 大会はミュージックタウン音市場で開催され、世界戦以外に13試合も行われる。

 実行委は大会スポンサーも募っている。申し込み・問い合わせは平良会長(070—5497—8856)。

単価見直しなどで決意新た 建設産業団体新春懇親会

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会員や行政関係者など約200人が参加し、決意を新たにした第33回建設産業団体新春懇親会=24日夜、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

 八重山建設産業団体連合会(黒嶋克史会長)の第33回建設産業団体新春懇親会が24日夜、市内ホテルで開かれた。会員や行政関係者など約200人が参加した。黒嶋会長と八重山市町会会長の中山義隆石垣市長、高嶺善伸県議など8人が鏡開きを行い、決意を新たにした。

 黒嶋会長は「急務な課題として挙がっている施工単価の見直しや若年者層の雇用拡大などを行い、行政機関と連携を密にしながら、市民、町民の将来ビジョンの実現に寄与できるよう努めたい」とあいさつ。

 中山市長は次年度の建設事業を紹介し、「今年は石垣や八重山の将来にとって大きな夢を描ける年になる。実際に利益の取れる仕事を地元業者に行ってもらえるよう行政としてもできることをしていきたい」と述べた。

 懇親会では▽工事発注の平準化・新規事業の早期着工▽若年層の教育・雇用拡大▽地元業界の実情に合わせた公共工事の分離、分割—など7項目のスローガンを参加者全員で確認した。

八重山郡、2連覇狙う

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市郡対抗駅伝競走大会開会式で選手代表宣誓を行う八重山郡の長尾蓮選手=24日午後、県立武道館

 【那覇】全14チームが出場する県知事杯第37回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(主催・沖縄陸上競技協会)が25、26の両日、那覇市の奥武山陸上競技場を発着する全30区間292.3㌔のコースで行われる。前日の24日には那覇市の県立武道館で開会式があり、大会2連覇を狙う八重山郡チームの長尾蓮選手が「各市郡代表の誇りを持ち、各世代の垣根を越えたタスキリレーですべての方々の心に残る熱いレースを繰り広げることを誓う」と力強く選手宣誓した。大会初日は全16区間の162.2㌔。午前7時に同競技場をスタートして那覇市を南下、糸満市から北上して国頭村役場前でゴールする。

 26日は全14区間130.1㌔。同役場を午前7時に出発、南下してゴールとなる同競技場を目指す。

 島尻勝人監督は「6区を走る永井秀樹がどの位置にいるかがポイント。ここでトップにいれば勝ちにつながる。前半優勝で良い流れをつくって後半のレースに弾みをつけたい」と語った。

 初日の代表選手は次の通り。

 【前半】

 ▽1区(11.0㌔)=王滝将弘▽2区(13.8㌔)=下地将平▽3区(11.5㌔)=長尾蓮▽4区(11.9㌔)=川満晃弘▽5区(10.6㌔)=田福真志▽6区(15.4㌔)=永井秀樹▽7区(10.2㌔)=本底曜▽8区(12.8㌔)=長浜勤

 【後半】

 ▽9区(3.4㌔)=三ツ岩森之▽10区(4.6㌔)=小林祐樹▽11区(11.7㌔)=仲村渠昌彰▽12区(9.9㌔)=田盛智翔也▽13区(8.0㌔)=請盛健▽14区(7.3㌔)=東里司▽15区(12.3㌔)=小林洋▽16区(7.9㌔)=川島海斗

石垣初のメガソーラー 日建ハウジングが6月から発電

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石垣島最大級のメガソーラー発電所イメージ(日建ハウジング提供)

 石垣市白保地区で24日、発電出力が約2メガワットの太陽光発電施設の起工式が行われた。島内初のメガソーラー。県内の不動産情報を取り扱う㈱日建ハウジング(識名安信社長、那覇市)が建設し、6月1日から発電を開始することにしている。

 同社は▽再生可能エネルギーの導入拡大▽エネルギーシフトの加速▽多様な発電主体による分散型電源―を目指している。二酸化炭素の排出量削減や化石燃料の輸入削減にも期待する。

 白保集落北側の敷地約1万8000平方㍍に7704枚の太陽光パネルを設置する。工事は25日から始まり、年間238万7700㌔㍗時の発電を計画する。建設費は約6億円。固定価格買取制度(全量買取制度)による電力会社への売電で年間約1億円の売り上げを見込んでいる。

 起工式で識名社長は「東日本大震災で再生可能エネルギーの活用が見直されており、風光明媚(めいび)な石垣島でサンゴ礁などの自然環境を守れるのではないかと考えている」と話した。


15年10月路線再開で調整 石垣—波照間、多良間線

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08年から廃止されている石垣-波照間路線(竹富町役場提供)

 現在廃止となっている石垣—波照間、石垣—多良間の離島航空2路線について県は、2015年10月に再開する方向で調整を進めていることが24日、分かった。県が19人乗りの機材の購入を補助し、第一航空㈱が運航する予定。八重山合同庁舎で同日開催された県と竹富町、多良間村で構成する「石垣拠点空路線開設検討協議会」の第2回作業部会(8人)で確認した。3月下旬に最終の作業部会を開き、来年3月の協議会で最終決定を行う。

 作業部会に出席した第一航空の木田準一取締役副社長によると、機材はバイキングエア社のDHCツイン・オッター。県の補助で2機購入し、1機を石垣—波照間、多良間に使用する計画という。

 作業部会は航空機で物資輸送も検討しており「空輸の積載能力に限界はあるが、波照間への物資輸送に貢献できる」と期待している。

 一方、竹富町が県に要望していた老朽化の進む波照間空港の建て替えについては、県交通政策課の職員が23日に現地調査を行い、天井の剥がれなどを確認。同課の嘉数登副参事は「建て替えのほか、受け付けや荷物を扱うスタッフなど雇用面も含めて検討している」と話した。

 この日の作業部会では▽運航計画▽各路線の収支見込み▽グラウンドハンドリング業務委託のJTA・RACとの調整状況▽石垣空港への格納庫の設置と波照間空港ターミナルの工事スケジュール▽新たな運航費補助スキーム—について意見交換した。

 終了後、嘉数副参事は「再開に向けて一つ一つ案件をつぶしていく作業が必要。1日2往復も可能で、今後検討する。多良間と竹富には利用促進を促してもらいたい。航空会社に赤字が出ず、継続した運航ができるよう検討したい」と説明した。

 石垣—多良間路線は06年、石垣—波照間路線は08年から廃止されている。

今回は西回りに変更

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 ▽…第12回石垣島マラソンは26日、フルマラソンと23㌔は午前9時、10㌔は午前9時20分に号砲がうち鳴らされる。昨年3月に開港した南ぬ島石垣空港への交通の影響を考慮し、今回は西回りに変更された。フルマラソンに出場する男性は「東回りに慣れてきたところなのに」と苦笑い。その後、逆回りだと、どこそこの坂がきついと会話が弾んだ。時計回りになるだけで、違った石垣島マラソンを体験できるようだ。

 

 ▽…20年にわたる石垣と岩手の民間交流が実った形で石垣市と岩手県北上市との友好都市提携が実現した。長年、岩手勢の受け入れを担ってきた請福酒造専務の漢那惠子さんも「驚きと喜びでいっぱい。やっと肩の荷が下りた思いだ」と喜ぶ。多くの関係者が実現を願っていただけに両市の友好都市提携への思いはさまざまで喜びも大きいようだ。

 

 ▽…アイフェスタが開かれ、眼の病気について学んだ。なかには治療が確立されていないものや本人も気づかないものもある。先日、お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの中川パラダイスさん(32)が網膜剥離と診断されたことは記憶に新しい。ほうっておけば失明する恐れがあるが治療でほとんど治るという。違和感があれば診察を受け、早期治療につなげることが大切だ。

がんを患い悩んでいる人は多い。治療の副作用…

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 がんを患い悩んでいる人は多い。治療の副作用で容貌が変化、人前に出ることを避けて暮らしている人もいる▼がんで本人ともども家族がつらい思いをしなければならない事例は発見が遅れ、手の施しようがないと診断された場合や以前に受けた別の手術のせいで適切な治療がかなわなくなった場合▼過日、沖縄県医師会の主催による重粒子線がん治療の講演会を聞いた。国産の先端がん治療法で、説明では難治がん、手術しにくいがん治療に効果が期待され国内の4カ所で稼働中だという。他のがん手術、治療と違い、術中の痛みがなく、がんだけを狙い、術後の副作用も少ないとPR▼沖縄から近い所では佐賀県にあり順番待ちの人気度。全国的に設置が進んでいないのは、装置がサッカー場ほどの面積で施工費も3百億円程かかり、そうそう誘致できないのが実情だという。しかも治療費が日本では先進医療に区分けされ、診察、検査、投薬、入院費は保険が適用されるが、肝心の重粒子線治療は、何と314万円(一律)の自己負担になるようだ▼わらにもすがりたい患者、家族にしてみれば、飛びつきたくなる話だが資料によれば局所制御率は、臨床治験例がまだ少なく完治は前立腺がんのみ▼いずれにしても、早期発見に勝るがん治療法なし。まめな健診を。(仲間清隆)

中国から?風船 垂れ幕に「結婚おめでとう」

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与那国島の水田に落下した風船。内部にはまだガスが残っている=22日、町教育委員会前

 【与那国】22日正午ごろ、与那国町内の久部良ミトゥ付近の上空を飛んでいた風船が水田に落下するのを近くを通りかかったドライバーが見つけ、知人の町教育委員会職員、村松稔さんに連絡した=写真。

 村松さんが回収したところ、風船は朱色で直径1.3㍍。周りに黄色のスカート状のものが施されていた。「祝新婚快楽」と書かれた長さ約1.7㍍の垂れ幕が付いており、中国大陸で用いられる簡体字(略字)で書かれているため、村松さんは「中国大陸の結婚式会場から飛ばしたのではないか」と話した。

 町内ではこれまでにも風船が落下することがあったが、今回の風船はビニール製でこれまでのものより大きめ。水素ガスを使用していると、爆発するおそれもあることから、村松さんは「子供たちが遊ぶこともあり心配している。危険だから見かけたら触れないで通報してほしい」と呼び掛ける。(田頭政英通信員)

新川が優勝 U11サッカー石垣地区大会

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JAカップ第27回沖縄県ジュニアサッカー(U-11)大会石垣地区大会で優勝を飾った新川ドルフィンズ=25日午後、サッカーパークあかんま

 JAカップ第27回沖縄県ジュニアサッカー(U―11)大会石垣地区大会(主催・JAおきなわ八重山支店、八重山サッカー協会)が25日、サッカーパークあかんまで開催された。8チームが熱戦を展開した結果、新川ドルフィンズが優勝、平真フェアボーイズが準優勝した。最優秀選手には金城大雅(新川)が輝いた。

 優秀賞は金城英音(登小イーグルス)と譜久嶺希(八島ストライカーズ)、田村聖斗(平真フェアボーイズ)、新城空輝(新川)、小濱廉貴(大浜アカハチ)、世持雄佐(白保轟FC)、黒木佳祐(真喜良サンウェーブ)が受賞した。

 結果は次の通り。

 【予選Aブロック】

   5-0

平真6   0八島

   1-0

   7-0

平真10   1登小

   3-1

   0-1

八島3   3登小

   3-2

 ▽①平真フェアボーイズ(2勝、勝ち点6)②八島ストライカーズ(1敗1分、勝ち点1)③登小イーグルス(1敗1分、勝ち点1)※②、③は得失点差

 【予選Bブロック】

   3-0

新川4   0大浜

   1-0

   3-0

新川5   1真喜良

   2-1

真喜 1-0

  6   0白保轟

良  5-0

   2-0

大浜4   0白保轟

   2-0

 ▽①新川ドルフィンズ(2勝、勝ち点6)②真喜良サンウェーブ(1勝1敗、勝ち点3)③大浜アカハチFC(1勝1敗、勝ち点3)④白保轟FC(2敗、勝ち点0)

 【準決勝】

   2-1

新川4   1真喜良

   2-0

   2-0

平真5   3大浜

   3-3

 【決勝】

   1-1

新川5   3平真

   4-2

八重山郡は4位 市郡一周駅伝初日

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苦戦が続いた前半で唯一区間1位となった長尾蓮(後ろ)。タスキを受けるのは区間3位の川満晃弘=25日午前、南城市

 【那覇】県内市郡14チームによる県知事杯第37回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(沖縄陸上競技協会主催)が25日、那覇市の奥武山陸上競技場からスタートし、国頭村役場まで初日の日程を終えた。八重山郡は前半を4位、後半は一気に順位を上げて1位とし、総合成績を4位としている。大会最終日の26日は午前7時に同役場をスタートし、那覇市に南下して同競技場でゴールを迎える。

 大会初日は那覇から本島を北上するコースで、前半8区間97.4㌔、後半8区間64.8㌔の計16区間の162.2㌔。正午ごろの天候は晴れ、気温は22.1度まで上がった。

 八重山郡の前半戦は、3区の長尾蓮(沖縄国際大)が区間1位の活躍をみせたが、他の区間で苦戦が続いた。那覇市をほぼ独走状態に置き、2位の宮古島市、3位の国頭郡を追い上げる形で順位を前後させたが、4位にとどまった。

 後半戦は区間2位となった9区の三ツ岩森之(与那国中)、11区の仲村渠昌彰(沖縄国際大学)、15区の小林洋(はいむるぶし)と区間1位を記録した14区の東里司(JA)の力走で猛追した。チーム順位も1位から3位の幅を維持し、最後は首位に躍り出た。

 大会最終日の26日は、全14区間130.1㌔。午後3時20分ごろに先頭チームがゴールする見込み。

更生保護女性会が40周年 地域社会の浄化に尽力

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関係者らが八重山更生保護女性会の設立40周年を盛大に祝った=25日午前、南の美ら花ホテルミヤヒラ

 八重山更生保護女性会設立40周年記念式典(同実行委員会主催)が25日午前、南の美ら花ホテルミヤヒラで開かれ、多くの会員ら関係者が出席し、40年の節目を祝った。式典では歴代役員や在籍20年以上の会員、活動に協力した企業など32個人2事業所1団体に感謝状が贈られた。

 式辞を述べた平良ヤス会長は「地域犯罪の予防活動や非行防止、少年などの更生保護活動に取り組んできた。今後も会員一同力を合わせ、地域社会の浄化と自己研鑽に努めていく」とあいさつ。

 受賞者を代表し下地喜代さん(登野城=89)は「この仕事のおかげで多くの人々との出会いがあり、きょうの自分がある。健康でいるあいだは微力ながら活動を続けていきたい」と時折、声を詰まらせながら話した。

 来賓あいさつで八重山市町会の中山義隆市長は「女性の視点から優しい目で更生保護に尽力して頂き敬意を表する。地域の力を結集し、明るく犯罪のない街づくりに向け、今後も取り組んでほしい」と激励。那覇保護観察所の當山孝明所長、沖縄県更生保護女性連盟の大城恵子会長もあいさつした。

 引き続き行われた祝賀会では、同会による「鷲ぬ鳥節」で座開き。舞踊研究所が余興を披露し節目に花を添えた。

 感謝状受賞者は次の通り。

〈役員・理事功労者〉

 ▽下地喜代、慶田城正子、平良葉子、島仲芳子、前津芳、宮良利、宮良昌子、守下歌子、西表愛子、富川英子、神谷カツエ、砂川和子、下地和子、砂川富士子、前新科子

〈会員在籍20年以上〉 ▽大田純子、宮良敏子、森長ハツ子、崎原チエ、宮良百恵、桃原光子、仲間節子、辻野ヒロ子、美差妙子、与那覇多賀子、半嶺秀、津田美津子、仲本令子、西里八江子、石田幸子

〈事業協力者表彰〉

 ▽前津栄一▽八重山グラウンドゴルフ協会(瀬名波長宏会長)▽宮良長克▽映像工場(黒島剛代表)▽松田自転車(小池栄造代表)


きょう号砲 石垣島マラソン

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石垣島マラソンのナンバーカードを受け取った出場者=25日午後、市中央運動公園陸上競技場

 第12回石垣島マラソン(石垣市など主催)が26日、市中央運動公園陸上競技場を発着点にフル、23㌔、10㌔の3部門で行われ、総勢4668人のランナーが石垣路をかける。午前9時号砲のフル、23㌔のスターターをモデルの道端アンジェリカさん、午前9時20分スタートの10㌔を石垣市白保出身で福岡ソフトバンクの嘉弥真新也投手が務める。石垣島地方気象台によると大会当日の天候はくもり。前線の通過で風が強まり、昼前後に弱い雨が降る恐れがある。最高気温は21度、最低は17度と予想されている。

 大会を翌日に控えた25日午後、会場となる同競技場では出場者へナンバーカードが配布された。

 昨年、東京で開催された全国障害者スポーツ大会に出場した東田鉄也君(八重山特別支援学校高等部3年)は、10㌔にエントリー。「(全国大会以降)ほぼ毎日練習してきた。その時より速くなっている。緊張しているが、体調を整えて頑張る」と意気込んだ。

 フルに出場する県立八重山病院で放射線技師として勤務する金城翔さん(30)は「昨年に続き2回目。本島勤務の際は、毎年1回はマラソンに出場していた。太らないように2-3日おきに走るようにしている。石垣島マラソンは牛や豚の鳴き声が聞こえ応援してもらっている感じがする」とのどかな雰囲気が気に入っている様子。

 東京から10㌔に初参加する大野優一さん(28)は「目標は完走。景色を楽しみたい」と話し、この日は表彰台の上で記念撮影し、気持ちを高めていた。

北上—石垣、友好都市を締結 20年来の民間交流実る

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友好都市提携書の署名を交換し、髙橋敏彦北上市長(左から2番目)と握手を交わす中山義隆石垣市長(右から2番目)=25日午後、市民会館中ホール

 岩手県北上市(髙橋敏彦市長)と石垣市(中山義隆市長)の友好都市提携締結式が25日午後、石垣市民会館中ホールで開かれた。石垣と岩手の交流は種もみ緊急増殖事業を機に始まり、民間の「かけはし交流」が20年にわたって続いてきた。関係者からは行政間の連携を求める声が上がり、昨年12月に両市の市議会で友好都市提携議案が可決された。式で参加者は感慨深げに両市の友好都市締結を見守った。

 石垣と岩手の交流は1993年、東北地方を大冷害が襲った際、岩手県の種もみ緊急増殖事業が石垣島で行われたのを機に始まり、八重山高校と盛岡第四高校との姉妹校提携やスポーツ、物産面で20年にわたって民間交流が続いてきた。

 締結式では中山市長と髙橋市長が提携書に署名交換。中山市長は「友好都市締結が両市のさらなる発展や親善の深まりに大きく寄与し、未来への『かけはし』となることを信じている」とあいさつ。

 髙橋市長も「友好都市締結により石垣市の歴史と文化への理解とこれまで培われた交流が一層深まるとともに、新たな交流が創造されることを期待する」と述べた。

 伊良皆高信石垣市議会議長、髙橋初男北上市議会議長、仲井真弘多知事(代読)が祝辞を述べた後、北上市から国指定重要無形民俗文化財の民俗芸能「岩崎鬼剣舞(いわさきおにけんばい)」が披露された。

 式典には両市の市議をはじめ、農業や商工業、観光などの関係者も参加し、両市の友好都市締結を見守った。

 式典終了後は「学力向上面でも交流を深めていきたい」(玉津博克石垣市教育長)「観光面で参考になる部分もあり、地道なところから交流を深めていきたい」(八重樫守民北上観光コンベンション協会長)と、新たな交流に向けた意気込みが聞かれた。

 26日午後6時からは南の美ら花ホテルミヤヒラで友好都市提携祝賀会・交流パーティーが開かれる。

「新年(みぃとぅし)ゆ祝(くとぅほ)ぐ」と銘打った…

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「新年(みぃとぅし)ゆ祝(くとぅほ)ぐ」と銘打った光扇会・黒石高子八重山舞踊研究所の発表会が催され、高子師匠の一人舞い「越城節」、創作「新年ゆ祝ぐ」をはじめ門下生らが若さあふれる舞台をみせた▼同研究所には小学生から高校生まで23人の子どもたちがおり、その中で垣花克輝君ら3人の男子が頑張っている。今年高校を卒業する垣花君は小学校から続け身のこなしはベテランの貫禄。舞踊の蓄えを肥やしに成長してほしいと願う▼石垣には多くの舞踊、民謡研究所があり、中高校でも郷土芸能部の活動が盛んで民謡や踊り手の層の厚さを物語っている▼三線、太鼓は男女比をさほど感じないが、舞踊界で男子は数カ所の研究所で数えるほど。青年会の発表会で踊りのセンスのある男性を見たことがあり舞踊に興味を持つ男子もいると思う▼本島では県立芸大や国立劇場の組踊研修生、男性舞踊家の会などで男性陣が活躍している。かつて琉舞は男性だけだったものが明治以降、多くの女流舞踊家が誕生し、今では立場が逆転▼八重山舞踊も星潤、屋嘉部憲賢、勤王流の渡慶次長智、石垣寛吏ら男性が指導した。勇壮な二才踊りも数多い八重山舞踊、男性が増えることでまた新たな広がりも期待できるのでは?もっと男子にチャレンジしてほしいと思うのは私だけだろうか。(辻本順子)

友好都市提携を祝う かけはし交流祝賀会

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岩手県北上市・石垣市友好都市提携を記念して盛大に開かれたかけはし交流祝賀会=26日夜、南の美ら花ホテルミヤヒラ

 岩手県北上市・石垣市友好都市提携記念「かけはし交流祝賀会」(石垣市、石垣岩手かけはし交流協会共催)が25日夜、南の美ら花ホテルミヤヒラで開かれた。会場には石垣島マラソン大会に参加した岩手勢や石垣市から北上マラソン大会に参加した選手など200人以上の関係者が来場。民間交流を中心に20年間の交流が続き、友好都市として両市が提携したことを和やかに祝った。

 祝賀会では石垣市職員による「赤馬節」で座開きを行った後、中山義隆石垣市長が「20年前の種もみが大きく稔り、友好都市提携を迎えることができた。かけはし交流を続けてきた皆さんのご苦労に感謝している」と礼を述べた。

 北上市の髙橋敏彦市長は「マラソン大会では北上市から参加した選手も気持ちよく走ることができた。10㌔に参加させてもらったが、沿道の応援が大変ありがたく、石垣市のおもてなしの心をしっかりと学んで北上市のまちづくりに生かしていきたい」と大会の感想を話した。

 北上商工会議所の中村好雄会頭のあいさつの後、石垣市観光交流協会の宮平康弘会長の音頭で乾杯し、200人を超える来場者らは請福酒造がこの日のために製造したブレンド泡盛「かけはし」で杯を酌み交わした。

 続いて、八重山高校郷土芸能部による「まみどーま」や北上市の国指定重要無形民俗文化財「岩崎鬼剣舞(いわさきおにけんばい)」が披露され、来場者らは和やかな雰囲気で親睦を深めた。

八重山郡2連覇ならず 沖縄一周市郡駅伝

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沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会最終日。ゴールテープを切った八重山郡アンカーの川満晃弘=26日午後、那覇市

 【那覇】県知事杯第37回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(沖縄陸上競技協会主催)は最終日の26日、那覇市の奥武山陸上競技場でゴールし、2日間、全30区間292・3㌔にわたる長距離レースを終えた。八重山郡は、2日間の総合記録16時間57分53秒で、総合4位となり、2連覇を逃した。総合1位は宮古島市、2位は那覇市、3位は国頭郡だった。

 最終日前半の八重山郡は、前日に競り合った国頭郡と那覇市、宮古島市に、沖縄市なども上位争いに加わる厳しい展開が続いた。最終日スタート区間17区の永井秀樹(沖縄国際大学)が区間3位と好位置に付けたが、以降は順位を下げ、5位に終わった。

 女子選手中心の後半は、初出場の入高島みゆき(一般)と識名寧音(石垣中)が区間1位の力走でチーム順位を1位に押し上げたが、後続で初日出走した選手たちの疲れも響き、表彰台を逃した。

 総合1位の宮古島市は、16時間48分18秒で12回大会以来、6度目の優勝。2位の那覇市は16時間48分30秒、3位の国頭郡は16時間51分26秒を記録して入賞した。

 他にも八重山郡は、全4部門ある日間賞で1日目後半の活躍から国頭村長賞を受賞。3区の長尾蓮、14区の東里司、24区の入高島、25区の識名にはそれぞれ区間賞が贈られた。

 この日のコンディションは、午前10時ごろに19・8度を記録。正午ごろは雨の影響もあり、17・1度まで下がった。

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