▽…3市町議会議員選挙は運動最終の8日も、各陣営が引き締めを図った。打ち上げ式で弁士や候補者は「まだ当選ラインに乗っていない。まだまだ厳しい。勝負の世界は厳しい。あと一歩です」と必死の訴え。選挙では「大丈夫論」が一番怖いとされる。支持者の油断を招くからだ。だから最後の最後まで気を抜けない。
▽…石垣市消防本部の10年間の救急出動件数は、微減微増を繰り返しながら増加傾向にある。離島の消防署である同本部は、沖縄本島の他本部と違い、隣接する本部から協力を得ることはできない。限られた救急車、救急隊員で少しでも救命率を上げるには、市民側の救急車の適正利用努力が必須。全国版救急受診アプリを使うなど、できる限りの協力を。
▽…国際サンゴ礁年2018を記念して環境省石垣自然保護官事務所が市民を対象に石西礁湖でシュノーケル観察会を行った。大規模な白化現象から2年が経過したが、情報としては知っていても、沖に出る機会がないと現状の切実さを肌身に感じることはできない。乗船人数の関係で記者は港で待機だったが、サンゴの現状を見られるツアーなどがあればぜひ参加したい。