八重山労働基準監督署(梅澤栄署長)がまとめた2017年の郡内の労働者(従業員50人以上の事業所に限る)の定期健康診断で、数値に何らかの異常が認められた者の割合が72・6%と、7年連続全国ワーストの沖縄県平均(64・7㌫)を大きく上回った。県平均を上回るのは6年連続。
2017年は前年より約4ポイント数値が悪化し、県平均との差が7・46?と、過去7年間で最大となった。
項目別で見ると、異常が認められた割合が県平均より高かったのは▽胸部X線▽尿(たんぱく)▽血糖▽尿(糖)▽心電図。特に胸部X線の14・68%と尿の12・31%は、県平均の2倍以上の数値で憂慮すべき事態。血中脂質の異常は33%で、県平均を下回るものの、3人に1人が異常を示す結果となった。