八重山の特産品が一同にそろう「2018八重山の産業まつり」(同実行委員会主催)が、11月3日から2日間、石垣島まつりと同時開催することが決まった。会場は昨年同様に石垣市民会館中ホールだが、出展スペースと来場者の動線確保から中ホール外のスペースまで出展会場を拡大。出展ブースは昨年の34から36に増え、このうち竹富町と与那国町の専用ブースをそれぞれ4ブース設置する。
まつりの開催に向けて実行委員会は8月31日午後、石垣市商工会ホールで第1回の会議を開き、実施日や収支予算案などを承認。
昨年から市商工会が八重山青年会議所に代わって事務局を担当。産業まつりの単独開催には運営人員の確保などを課題とし、同時開催する石垣島まつりに合わせる考えを示した。
まつりのテーマは八重山3市町の広域をイメージして「でぃーでぃー 世界へ羽ばたけ やいまむん」に決定。竹富と与那国の両町から出展を増やすことを確認。本年度の予算額は繰越金や参加企業の増加で前年度から21万5627円増え161万9815円。
委員長の黒嶋克史石垣市商工会長は「前年度は会場が狭あいで課題が残った。会場を拡大させ、2町の専用ブースも設けたので率先して出展してほしい」と呼び掛けた。
出展の申込期間は3日から14日まで。問い合わせは市商工会(82ー2672)。