石垣島の「食」を世界に向けてプロモーションする「石垣島グルメプロモーション協会」(池淵巧寛代表理事、IGPA)が9月1日に発足する。第1弾では、石垣島牛そばのメニューをプロモーショングルメに位置づけ、郡内外で牛そばを取り扱う店舗を協力店会員としてソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で募集後、無料で店舗メニュー1品を紹介すると発表した。
IGPAは事業展開にプロモーショングルメのほか、島内で開催されるイベントに移動式のキッチンカーを集めて出店するグルメイベントの企画、日本語標記されている店舗メニューを多言語に変換するサービスを支援するインバウンド対応を展開する。
プロモーショングルメは、飲食店を対象にした協力店会員は会費無料で牛そば用ののぼり1枚を無料で配布、SNSによるメニュー紹介、イベント出店紹介などの対応サポートを31日から受け付ける。9月2日は市内真栄里のe|SHARE石垣でキッチンカースタンドを開く。
また、事業に賛同する協賛会員も募っており、一般会員は入会費5000円、年会費1万円。特別協賛会員は年間1口で10万円。
協会発足を前に30日午後、市役所庁議室で中山義隆市長に報告を行った池淵代表は「世界中の観光客に石垣島のローカルグルメをプロモーションして発信することで、観光客の誘客、満足度、経済効果につなげたい」と抱負を述べた。
問い合わせは同事務局(87-0083)。