▽…子ども110番の家として新たに桃里の3事業所が委嘱を受けた。このうち農業組合法人「石垣島海のもの山のもの」の曽我潮丸代表は「日頃から子どもたちが水を飲みに来るとか、立ち寄りやすい環境を維持したい」と笑顔。パニックになった子どもでも、なじみの場所へ駆け込むことならできるはず。いざという時のために普段から絆づくりを。
▽…竹富町議会議員選挙の告示まで1週間となった。新人3人が出馬を表明し、共倒れも心配される波照間では27日夜、予定候補者の関係者らが会合を持ち、議席2を確保するため、候補者を2人にする調整が行われたが、不発に終わった。島内では「必ず1人は当選させよう」という動きもある。告示までの1週間、他島からも注目が集まっている。
▽…重度の障がいを抱えながら1人暮らしを送る自身の経験を講話で語った山口和俊さん。部屋には大好きなプロレスラーのポスターを飾り、地元チームのサッカー観戦に出掛けるなど自分の時間を存分に使っている。発声が困難なため介助者が代わりに発話するが語り口は積極的。「自分も親の介護に頼り受け身になっていた時期があったが、それはつまらない人生」と力強かった。