八重山アーチェリー協会(嘉数博仁会長)は6日、石垣市大川の櫻花ビルで体験教室を初めて開いた。参加した市民らは同協会の藤本浩理事長らの手ほどきを受け、アーチェリーの楽しさに触れた。
1日に設立したばかりの同協会は▽アーチェリー人口ゼロからオリンピックへ▽中高校生の全国大会出場▽障がい者も楽しめるアーチェリー—などをモットーに掲げており、毎月1、2回の割合で教室を開催していく。
2回目の体験という福士知孝さん(37)、徳子(さとこ)さん(39)夫妻=石垣市大浜=は「真ん中になかなかいかなくて難しいけど楽しい。気持ちいい」「的を狙っている時は無になり、呼吸も整えられて落ち着く」と感想。
共に初挑戦の小山豊さん(39)=大川=、小川静江さん=同=は「意外にやりやすかった。精神を落ち着かせることでメンタル面が成長できると感じた」、「弓が思っていたより重かったが楽しかった。爽快感がある」と笑顔をみせた。
藤本理事長は「石垣島をアーチェリーのメッカにしたい。そのためにもまずはアーチェリーを知ってもらい、楽しんでもらえる環境をつくりたい」と話している。