第63回九州吹奏楽コンクール(九州吹奏楽連盟など主催)が24日午後、熊本県立劇場コンサートホールで開かれ、小学生の部に県代表として出場した登野城小学校器楽クラブ(野原未来部長・部員28人)が昨年に続き銀賞に輝いた。
同クラブは、7月29日に宜野湾市で開かれた第58回県吹奏楽コンクールで金賞を受賞、2年連続8度目の九州大会の出場権を獲得していた。
小学校の部には21校が出場。12番目に出場した同クラブは「バンドのための民話」を演奏、審査員から技術面や表現力で高い評価を得た。沖縄県内出場4校では最高点だった。
野原部長は「いつものようにみんながひとつになり、全力で演奏できたので悔いはない。これまで支えてくれた両親はじめ関係者に感謝したい」と晴れやか。
顧問の富山華子教諭は「7割が演奏未経験者という中での銀は素晴らしく、部員を褒めたたえたい。今後も音楽だけではなく、周りと調和を取りながら、いろんな面で成長してほしい」と期待した。
25日午後8時25分着のANA1781便で帰島する。