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県議補選 自民支部大浜氏擁立へ

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 11月に予定されていた県知事選(1日告示、18日投開票)と県議補選(9日告示、18日投開票)は、翁長雄志知事の死去に伴い、前倒しで実施されることになる。公選法では県選管への死亡通知の翌日から50日以内に実施すると規定していることから、9月23日か同30日のいずれかになる見通し。ただ、同23日の場合、告示日が同6日となり、統一地方選の選挙期間と一部重複することから、同30日の日程が濃厚とみられている。この場合、県知事選は同13日、県議補選は同21日の告示となる。

 県議補選石垣市区(欠員1)では、自民党石垣市支部(支部長・石垣亨市議)が11日、市議と市議推薦委員で構成する評議委員会を開き、候補者選考委員会(東田盛正委員長、委員30人)から答申のあった会社代表の大浜一郎氏(56)=字石垣=の擁立を正式決定し、公認の手続きに入る見通し。

 支部は、11日の決定後速やかに出馬表明会見を行えるよう調整を進めていく。

 これに対し、早くから出馬に意欲を示している市議会議長の知念辰憲氏(63)は、市議選の結果をみた上で出馬するかどうかの最終決断を行う予定だったが、周辺からは「それでは間に合わない」と早めの対応を求める声が上がっている。

 知念氏は取材に「早めに決断をしなければならないと考えているが、自民党石垣市支部の最終決定はまだ。状況に進展がないので意思は変わらない」と述べ、評議委員会の決定を注視する考えを示した。

 今県議補選は、保守が一本化するか分裂するかが焦点。分裂が確定的になった場合、革新側の対応も注目されている。

 内部に「県知事選を盛り上げるためにも革新が押せる候補者がほしい。そうでないと知事選の運動につながらない」「残任の2年という限定付きで候補者を擁立できないか」との声があるためだ。革新側は今後、保守側の動きを見極めながら対応を検討していくことになりそうだ。


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