川平中学校ソフトテニス部が8日、9日、沖縄県総合運動公園庭球場で開催される2018年度九州中学校体育大会第49回九州中学校ソフトテニス競技大会(九州中学校体育連盟など主催)に出場する。女子団体は7月の県大会で2連覇を達成。男子個人では吉川洋一朗(2年)・髙嶺星弥(同)組が県2位、女子は髙嶺心萌(3年)・仲本こころ(同)組が優勝、加那原里奈(同)・下地莉央組(1年)が4位となり、それぞれ九州大会出場を決めた。大会は8日、団体戦、9日に個人戦を行う。地元沖縄開催で「全中」(全国中学校ソフトテニス大会)出場を目指す。
団体女子の九州大会出場は3年連続。主将の髙嶺心萌は「(九州)各県の一番強い人たちが集まるハイレベルな大会。ホームの応援を味方に、結果で恩返しできたら。楽しみながら全中を目指したい」と笑顔を見せる。県大会ではペアを組む仲本こころと、スランプに苦しみながら個人戦を制した。九州では全中出場枠のベスト8を目標に、さらにその上の優勝を目指す。仲本は「ストロークが小さくなってしまうのが課題だが、ネット前について、いつも通りに自分ができるプレーをしたい」と意欲を語る。
より向上できる環境を求めて、2年で川平中に転校した加那原里奈は、ペアを組む下地莉央に感謝。「みんなで全中に行きたい。最高の夏にしたい」と中学最後の夏に思いを込める。初挑戦の下地は「県大会では自分たちのいいところを出し切った。自分ができる一番いいプレーをしたい」と意欲を見せた。
男子個人に出場する吉川洋一朗・髙嶺星弥ペアは「目標は予選リーグ1位突破(ベスト8)。ショットの精度を上げて全中に行きたい」(吉川)、「絶好のチャンスを確実に決めたい」(髙嶺星)とそれぞれ意気込みを語った。