【那覇】めんそーれ沖縄県民運動推進会議の県観光功労者表彰が1日、那覇市内のホテルであり、八重山からは前・石垣島天文台所長の宮地竹史氏が県観光功労者表彰を受けた。
8月1日の「観光の日」は、観光立県沖縄の魅力を広くアピールしようと県が制定したもの。31日まで「観光月間」と位置づけ、観光産業に対する理解と関心を深めるとともに観光客をもてなしの心で迎えるよう、さまざまな催しを各地で開催する。
県観光功労者賞は3人が受賞。宮地氏は石垣島天文台の初代所長として八重山の星空を観光資源として活用するようその魅力を内外に発信してきた。星空ガイドの育成や八重山諸島の星空ツーリズムにも取り組み、日本で初めてとなる星空保護区の認定にも尽力した。
受賞者代表であいさつした宮地氏は「沖縄には大変すばらしい自然や文化、芸能がある。これらを観光資源にしていこうという活動が実を結び、観光客数はハワイを超えた。心を新たにし沖縄の観光発展に尽くしていきたい」と述べた。