任期満了に伴い、9月4日告示、9日投票、10日開票される竹富町議会議員選挙(定数12)に向け、町選挙管理委員会(内盛正聖委員長)は20日午後、竹富町役場2階大ホールで立候補予定者説明会を開いた。代理人を含め立候補予定者の現職4人、新人6人の計10人が参加。立候補届け出や選挙活動について説明を受けた。
この中で、これまで態度を明確にしていなかった現職の山盛力氏(66)=西表豊原=は出馬を決めて参加。新人で農業の浦仲浩一氏(59)=波照間=も出馬の意向を固めた。
以前から那根操氏(66)=西表祖納=の後継者として囁かれていた山下義雄氏(40)=西表干立=も参加。山下氏は取材に対して出馬への意欲は見せるも「検討中」としている。今後、那根氏との調整の中で最終判断を下すものとみられる。参加した残りの新人は「調整中」、「検討中」としている。
町議選には、参加した10人以外で現職3人が立候補を予定。現段階で立候補予定者は13人前後の見通し。
説明会では、町選管が立候補に必要な書類手続きや届け出方法、八重山署は選挙カーの申請、八重山郵便局は選挙はがきについてそれぞれ説明した。
内盛委員長は「告示まで2カ月を切っている。早めの対応を取り、悔いのない選挙戦を展開してもらいたい」とあいさつした。