福祉避難所兼ふれあい交流施設の建設地について石垣市は、当初予定していた八重山農林高校向かいの県家畜保健所敷地から、おおかわ幼稚園西側の県八重山農村青少年教育センター敷地(市有地)への変更を検討しており、建物の撤去について県と調整を進めている。
同センターは調理、土壌検査などを目的に国庫補助を受けて整備されたが、目的が異なる施設にも行える可能性もある。このため、県が建物を撤去しても補助金の返還につながらないかどうか確認作業をしている。同センターに隣接する幼稚園用地と大川公民館用地が市有地となっているため、市は将来の一体的な利用を検討している。
一方、家保跡地の市有地について漢那政弘副市長は3日、「同施設が同センターで建設することが決まれば、検討委員会を立ち上げ、各課の意見も聞きながら跡地利用を検討していきたい」と話した。