第2回八重山毎日新聞社杯字別囲碁大会(八重山毎日新聞社主催、石庭囲碁クラブ主管)が8日、石垣市老人福祉センターで開かれ、小浜が初優勝を飾り、優勝杯が海を渡った。準優勝は八島・浜崎、3位は宮良だった。大会には石垣市から白保、石垣、宮良、八島・浜崎、平真(平得・真栄里)、大浜、北部、竹富町から黒島、小浜の計9字45人が出場。1チーム5人の団体戦を行い、2ブロックの予選リーグを勝ち抜いた上位2チームが決勝と3位決定戦を行った。
予選で12勝3敗の小浜と、18勝2敗の八島・浜崎が決勝へ進出。副将戦では小浜の成底隆三段(67)が八島・浜崎の玉城勉六段(69)を破って弾みをつけ、4勝1敗で優勝をつかんだ。
小浜は與那覇忠八級(63)と黒島進二級(68)が全勝するなど大活躍し、與那覇八級は六級、黒島二級は一級に昇級した。
小浜の大将を務める黒島茂信三段(69)は「主力メンバーが体調不良などで出られなかったが、代わりのメンバーが頑張った。全員で勝ち取った優勝。来年の2連覇を目指し、出場者も増やしていきたい」と意欲を語った。
大会は文化活動の一環で、囲碁の普及や発展につなげることが目的。