自販機設置は集落内に限り届け出許可制にしたい。現状は電気があればどこでも設置可能で置いて当たればもうけもの、売り上げが少なければ撤収するという業者の胸三寸の運用▼小欄の考える届け出許可制は、設置を集落内に誘導することで地域が目指す星空観察の適地の暗闇を増やすことにつながり、飲み終えた空き缶やペットボトルを回収できる仕組みを備えさせることでポイ捨ての防止にもなるという案。いい事例がある。南ぬ浜町公園は星まつり会場として、周りの自販機が整理撤収され、街灯の明かりも上に漏れないよう改修が進んでいる。おかげで身近な星の観察スポットとしてにぎわい、ポイ捨ても、釣りやバーべーキュー、夜のドライブで携行された物品の片付けで見落とされた一部にとどまっている。このことから自販機の有無が周辺のポイ捨てに波及していることが察せられる。そこで島の自販機には空き缶、ボトルの回収容器(ごみ箱ではない)設置を義務付けたい。島でも当初は自販機側にはごみ箱があったが、缶やボトル以外のごみが投入されるとの理由で早々に撤収された。提案の回収容器は自販機業者に協力してもらうもので共同で管理する。消費者はどの回収容器を利用してもいい。容器代金、管理費は自販機に上乗せして徴収。(仲間清隆)
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