旧暦3月3日に当たる2日は沖縄の伝統行事、浜下り(サニズ)。郡内各地では多くの家族連れが潮の引いた海岸に繰り出し、潮干狩りを楽しんだ。
この日は午後から晴れ間も広がり、石垣市伊原間で25度を超える夏日となり、広大な干潟が出現する名蔵湾には多くの家族連れがバケツやくま手を持って潮干狩りに繰り出した。
春休みを利用して南城市から石垣島の祖父母宅を訪れた馬天小学校4年の玉城優姫さんは「いろんな貝がたくさん捕れた」と笑顔をみせた。
妹と一緒にハリセンボンを捕まえた小波本七彩さん(八重山商工高校2年)は「貝は去年より減ったけど、まさか魚が捕れるとは思わなかった」と驚いていた。