風致地区の美化に努める夫婦の支援を早起き仲間に呼び掛けたら、脇の国道植栽マスの草抜きでも手伝おうかということに▼草抜きなら一日10分でもいい。茂る前なら草抜きはたやすい。作業中は薄暗いので気づかなかったが草を引き抜いたらマスに敷設されたナイロン製の網がめくれあがってきて焦った▼網は、時期に多量落下するヤラブの実をマスに根付かせないよう地上に浮かせるための仕掛けかそれとも雑草の繁殖を抑えるための覆いとしての役割を期待してのものなのかは定かではない。それにしては網目が大きい▼網には税金が使われているのだろう。それを引き破ってしまった私たちはどうしたものか。万一弁済が必要なら、いつでも応じられる用意をしておかなくては▼ただし、新しく網を敷き直すのであれば目はもっと細かいものがいい。というのも、落ちた実の根付き防止はもちろんだが雑草の繁殖抑止を兼ねるのなら光を遮断する素材がいい。車道や歩道にこぼれたヤラブの実を拾い寄せ積み上げておき、後で回収する時にも役立つ▼掃き掃除夫婦の朝は早い。燃やせるごみ袋の山も、役所がタイムリーに持って行ってくれる。でも、この前から気になっていたがクバの枯れ枝葉は回収してくれない。長さが問題ならどうするか言ってよ。(仲間清隆)
↧