八重山地区老人クラブ連合会(東田盛正会長、会員24地区)の2018年度第52回定期総会が29日午後、石垣市老人福祉センターで開かれ、各単位老人クラブの会員増強に向け討議したほか、永年勤続功労2人、功労育成者7人を表彰した。会則も一部改正した。
現在の老人クラブについて会員からは「クラブの役員だけが活動して一般会員が育っていない」、「末端の単位クラブをどう活性化させるかの策が必要」、「老人会の加入は5人に1人。危機感を持たないといけない」などの意見が出た。
東田盛会長はあいさつで「郡内の後期高齢者率は高くなっており、皆で活動を活性化させ地域を支えていこう」と述べた。
漢那政弘石垣市副市長も来賓として祝辞を述べた。
会則改正では、役員会の構成・定数の表記や会議の種類などが追記された。
本年度の事業計画で、12月4日から2日間、第48回全国老人クラブ大会(開催地・宜野湾市)が開催されるほか、同月3日に市内で東京都練馬区の老人クラブ連合会と石老連の交流が予定されていることも報告された。
被表彰者は次の皆さん。
▽永年勤続功労表彰者=黒島宇吉郎(故人)、新城徳二(10年)
▽功労育成表彰者=古波蔵加代子、前木テル子、大城忠雄、大仲康文、長田一男、向井洋美、池城政男