第26回素敵なお母さんの図画コンクール(八重山毎日新聞社主催、イオン琉球㈱特別協力、八重山教育事務所など後援)の表彰式が12日午後、石垣市民会館中ホールで行われ、最優秀賞・優秀賞・審査員特別賞・佳作の59人に八重山毎日新聞社の黒島安隆社長から表彰状が贈られた。
コンクールは13日の「母の日」に合わせ、お母さんの姿を思い描いてもらおうと、郡内の幼稚園(保育所含む)36園、小学校29校から1329点の力作が寄せられ、審査の結果439点が入選した。
高学年の部で最優秀賞に輝いた松平実桜(みお)さん=大原小6年=は、母親の誕生日を祝う場面を描いており「表情の立体感を出そうと陰をつけた。お母さんは料理が上手で面白い。明日は、マッサージをして感謝の気持ちを伝えたい」と喜んだ。
中学年の部最優秀賞の比嘉咲月(さつき)さん=白浜小3年=はお母さんと一緒に雑巾がけする姿を絵にした。毎朝、お母さんとの掃除が日課だという比嘉さんは「島に戻ったらお母さんに『いつもありがとう』と伝えたい」と感謝していた。
表彰式で黒島社長は「お母さんの生き生きとした素敵な笑顔を描いている」と述べ、八重山教育事務所の宮良永秀所長は「お母さんを好きだという気持ちと感謝する気持ちを大切にしてほしい」と祝辞。
入賞59点のほか、低学年(1・2年)の部・特別支援の部の入選作品はマックスバリュやいま店、幼稚園の部入選作品は同石垣店、中学年(3・4年)の部の入選作品は同新川店、高学年(5・6年)の部入選作品は同平真店にそれぞれ18日午後5時まで展示される。