石垣—波照間、石垣—多良間での路線運航を計画していた第一航空㈱が6月末で沖縄事業本部を閉鎖することに伴い、路線再開の見通しが立たなくなっている状況を受け、西大舛髙旬竹富町長は14日、上京し、国交大臣や自民党幹事長らに要請する予定だ。4日、波照間公民館主催の生年祝いのあいさつで明らかにした。第一航空に代わる運航会社を含め調整するものとみられる。
西大舛町長は「早速県の係と電話した。14日に東京に行き、国交大臣や自民党幹事長、官房長官らに会って力強く要請する予定を組んでいる。他の飛行機を飛ばすなら滑走路を500㍍延長しなければならない。滑走路延長(を要望)しながら、どの航空会社にするか調整したい」と述べた。
これに先立ち、波照間公民館の金武清也館長はあいさつで「航路再開のめどが立たず、どのような方向にいくのか住民は非常に心配している。町長もこれまで関係機関や担当大臣に要請してきたが、今後も継続して要請し、一日も早く再開できることを住民は期待している」と要望した。
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