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Channel: 八重山毎日新聞社
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安心安全に働ける社会を

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第89回メーデー八重山地区大会で、頑張ろう三唱で気勢を上げる労働者ら=1日夕、大川公民館駐車場

 5月1日は労働者の祭典「メーデー」。第89回メーデー八重山地区大会(同実行委員会主催)が同日夕、大川公民館駐車場で開かれ、労働者約80人が、働く者のための働き方改革などを求めるスローガンや大会宣言を採択し、頑張ろう三唱で気勢を上げた。

 式典で上原幸次実行委員長は「八重山地域では、労働組合を組織できない仲間が劣悪な条件で働かざるを得ない状況が続いている。きょうをきっかけに、全ての働く仲間が労働組合の傘の下で安心安全に働ける社会をつくるため、働く仲間の力を結集していこう」とあいさつ。

 参加者を代表し全労金の平良光さんが▽被災地の復興、創生に向けた継続的かつ幅広い運動▽底上げ、底支え、格差是正の取り組みの波及▽恒久平和に向けた運動の強化—などを盛り込んだ大会宣言と、「平和、人権を守り、あらゆる差別をなくそう!働く者のための働き方改革をすすめ、すべての仲間と結集しよう!」のスローガンを採択した。

 連帯のあいさつで佐賀裕敏連合沖縄副会長は、働き方関連法案について「全ての職種へ時間外労働の上限規制、同一労働、同一賃金を早期に実現する働き方改革でなければならない」と批判したほか、教員の労働改善の必要性を訴えた。

 山城秀史八重山事務所長、次呂久成崇県議、新里武則労働金庫八重山支店長が来賓祝辞を述べた。


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