福井照沖縄北方担当相は21日、就任後初めて来島し、クルーズ船専用岸壁暫定供用式に出席したほか、旧石垣空港跡地や石垣海上保安本部などを視察した。バンナ公園内の八重山戦争マラリア犠牲者の碑で献花し、犠牲者を追悼した。
マラリア犠牲者の碑では、県の担当者から、鳥居のような門がイビを模し、慰霊の念を持って参拝してもらうため低く造られていると説明を受けた。
八重山平和祈念館では、太平洋戦争末期に軍命によって3647人が犠牲になった戦争マラリアの実相、戦後のマラリア根絶の取り組みに触れた。
このほか伊盛牧場、石垣市IT事業支援センターも訪れた。22日は西表島、鳩間島を視察する。