日本赤十字社沖縄県支部(支部長・翁長雄志知事)の八重山地区・分区長会議が4日午前、市内ホテルで開かれ、中山義隆石垣市長や西大舛髙旬竹富町長など関係者11人が出席。事務局が2017年度の事業実績や18年度の事業計画、活動資金目標などを報告した。
18年度の活動資金目標額は、石垣市が654万9000円、竹富町が61万4000円、与那国町は24万1000円。沖縄県支部全体の目標額は1億5300万円で、八重山地区が全体に占める割合は3%となっている。
17年度の目標額に対する達成率は、石垣市が52.5%。竹富町は100.4%。与那国町は担当職員の休職などの事情で0%だった。
事業計画として▽災害救護事業▽救急法や水上安全法の講習会▽ボランティア活動—などが報告された。
比嘉幹郎副支部長が「世界的に多発傾向にある大規模自然災害に備え、救護体制のさらなる充実強化に努める」とあいさつした。