石垣在住のアマチュアミュージシャンらが出演した「ガーデンフェスティバル海渡」(レストラン「マエリスタ」主催)が1日午後、市内真栄里のマエリスタ敷地内広場であった。
フェスにはラップ系3人組「リバーライマーズ」、ボーカルの饒平名久乃、ギター弾き語りのヤナセヒロカズ、ギターと三線のデュオ「Selsati」と、マエリスタ運営母体の㈱システムアート社のスタッフでつくる「OKコンピューター」バンドの5組が出演、さまざまなジャンルの楽曲で来場した多くの家族連れなどを楽しませた。
このうち饒平名さんは、波照間剛さん(パーカッション)と、伊良皆和子さん(ピアノ)のサポートでオリジナル楽曲を4曲披露。5年前に他界した父親にささげたという本人作詞の「一番星」などを情感豊かに歌い上げ、ステージを下りた後、「野外で歌うのは楽しい。この場所はロケーションがよく気持ち良く歌える。また次回もステージに立ちたい」と笑顔で話した。
同フェスは昨年7月に行われたジャズフェスに続き今回で2回目。「OKコンピューター」バンドにベース担当で出演したシステムアート社の砂川昇健社長は、「イベント名に付けた『海渡』には、石垣島で音楽活動しプロを目指す若者たちが海を渡って活躍してほしいという願いが込められている。今後もイベントを継続し、夢を応援していきたい」と話した。
後半はスペシャルゲスト「きいやま商店」が登場。ノリのいい音楽と、きれのあるパフォーマンスで観客をを沸かせた。