石垣市立新川小学校の花城正憲教諭(39)と竹富町立白浜小学校の西表知彦教諭(35)2人が4月から県の教員交流人事交流事業で
秋田県の公立小中学校に派遣される。
26日午後、八重山教育事務所で行われた報告会で花城教諭は「沖縄とどう違うのか、秋田県の学校現場でしっかりと学んできたい」、西表教諭は「大きなチャンスをもらった。1年後に石垣に戻ったとき、地元の教育に反映できるよう努めたい」とそれぞれ抱負を述べた。
黒島一哉教育事務所長は「児童生徒の学力向上は県の重要な課題。これを肝に銘じて、自身を高めてきてほしい」と2人を激励した。
同事業は学力テスト上位の同県のノウハウを学ぼうと2009年にスタート。八重山教育事務所管内から派遣されるのは両教諭で3人目。
派遣期間は1年で、希望すれば1年を限度に期間延長もできる。花城教諭は今年4月に開校する由利本荘市立岩城小学校、西表教諭は北秋田市立鷹巣小学校に勤務する。