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北西部に学童クラブ検討 石垣市議会一般質問

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 3月定例石垣市議会(伊良皆高信議長)は一般質問最終日の25日、大石行英、石垣涼子、平良秀之の3氏が登壇した。当局側は、民間の学童施設がない北西部で、公設民営の放課後学童クラブを検討する考えを明らかにした。現在、子どもセンターの館外活動として真喜良第2団地自治会室で週2回行っている「児童館」を充実させる意向も示した。

 学童施設問題を取り上げた石垣氏は「北西部では民間の学童施設がなく、放課後の居場所がない。公的な施設を含めて検討すべきだ」と指摘した。

 知念修福祉部長は「学校敷地内に放課後クラブができないか、県の補助事業を活用しながら建設を考えていきたい」と答弁した。2014年度に策定する新子ども・子育て支援制度の事業計画の中で位置づけていく。

 真喜良第2団地の会議室で子どもセンター職員を派遣して行っている「とびだせ児童館」について知念福祉部長は「さらに充実させたい」と述べた。

 質問した平良氏は「既存施設を活用すれば児童館の役割を果たせる。多くの地域でやっていくことが子どもたちの教育になる。人員を増やし、拡大していく必要がある」と要望。中山義隆市長も「子どもセンターの3人体制を増強することも視野に取り組んでいきたい」と応じた。

 大石氏は「いじめや児童虐待、DVを根絶することが平和発信の島をつくる第一歩だ」と、いじめ防止条例の制定を提案。中山市長は「核廃絶平和宣言をしている市として、足元に目を向け、根絶しなければならない。制定に向けて勉強させてもらいたい」と答弁した。


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