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7年ぶりに文化発表会 白保青年会、伝統芸能披露

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創作舞踊「東ぬ渡から」を舞う会員ら=24日夜、白保公民館

 白保青年会(長間翔悟会長、会員24人)主催の「青年文化発表会」が24日夜、白保公民館で開かれ、地域の住民ら約340人が青年たちの芸能を堪能した。同発表会が行われるのは7年ぶり。

 発表会は全会員による白保節・真謝節の合奏で座開き。「東ぬ渡から」、「生らしたぼり」などの創作舞踊、「白保小唄」などの遊び歌など多彩な演目を披露。青年会OBたちによる余興も会場を盛り上げた。

 7年前の発表会に出演した長間会長(28)は、「自分が会長になったら、必ず復活させたい」と決意。会長1年目にはできなかったが、2年目のことし実現させた。発表会のテーマは「新潮」。今までの波を残しながら、新しい流れを起こす意味をこめた。

 長間会長は「白保村の先輩方が築き上げ守ってきた伝統文化、歴史、環境を大切にし若人の力で白保を盛り上げたい。歴史を学び、人を育て村に愛される青年会活動を展開したい」と思いを述べた。

 発表会には各地域の青年会も招待。宮良青年会の東政太朗会長(26)は「宮良も4月28日にサニズ(演劇発表会)を予定している。新公民館での開催なので、白保に負けないように頑張りたい。白保の芸能は面白いのでこれからも発表会を続けてほしい」と話した。

 5歳から舞踊を習っているという前盛朱琳(じゅりん)さん(白保中2年)は友達4人と鑑賞。「こういう舞台でみんなで踊ってみたい。三線も弾けるようになりたい。何でもできる先輩たちはすごい」と感想を語った。


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