八重山高校ダンス部(堂本菜月部長)の第1回発表会(同部父母会主催)が26日夕、石垣市民会館大ホールであり、部員26人がエネルギッシュでキレのあるダンスで観客を魅了した。会場は立ち見も出るほどの盛況ぶりで、演目が終わるたびに盛んな拍手を送った。
プログラムでは、昨年1月に嘉手納町で開かれた全日本高校・大学ダンスフェスティバルに出場した時の演目をはじめ、多彩なパフォーマンスを披露。
同校郷土芸能部や書道部、石垣アイランドダンサーズ、同部3年の平良麻白さんと仲村渠美波さんらが友情出演し、舞台に花を添えた。
八重高ダンス部は2012年度に同好会として発足し、16年度、部に昇格。県ダンスフェスティバルへの出場や、「ダンスキャンプin宮古島」でプロダンサーから指導を受けるなどして技術を高めている。
父母会の與那嶺修会長は「ちゃんとした部室もないなかでガラスに映る姿を見ながら振り付けを覚えてきた。部員や外部コーチ、父母会が共にアイデアを出し合いながら作り上げた発表会」、堂本部長は「これまで頑張ってきたダンスを披露できるのも外部コーチや先生方、地域の皆さまのおかげ。これからも部員一同頑張っていく」と述べた。