第16回石垣島マラソンの完走者に贈られる完走メダルが24日、市から製作を受託している就労継続支援B型施設大浜工房(島袋喜代美施設長)で完成した。
ことしのメダルの色は海鼠釉(なまこゆう)を使用した藍から青、水色まで青系のグラデーション。
メダルは焼き物で、同工房は10回記念大会から製作を受託しており、ことしは石垣焼窯元、高林奈央さんらと3事業者で計4500個を製作した。
焼き物を受注する同工房では、昨年の11月から製作に取り掛かり、粘土の精製からかたどり、素焼き、色付け、本焼き、ストラップの取り付けまで一連の作業工程を一貫して行った。
作業歴約30年の新垣正敏さん(52)は「メダル作りの作業は楽しい。完走目指して頑張って」と笑顔を見せ、出場者にエールを送った。
メダルは10㌔、ハーフ、フルのすべてのコースで制限時間内にゴールした出場者に贈られる。