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八商工が最優秀賞

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プレゼン部門で最優秀賞に輝いた八重山商工情報技術科の生徒ら=20日午後、豊見城市民体育館

 【豊見城】県内最大級のIT体験イベント「IT津梁まつり2018」(県主催)の最終日が20日、豊見城市民体育館で行われ、8団体が出場した学生部門のプレゼンテーション大会で、八重山商工情報技術科が大学生らを抑え見事最優秀賞、自立型ロボットの国際ロボットコンテストミドル競技部門では八重山高校Cが優勝に輝いた。

 八商工は「石垣島にプログラミングの風よ吹け!~2020年へ向け、専門科目で行う地域貢献への取り組み~」と題したプレゼンを発表。島ではITに対する認識が低いという現状を説明した上で「自分たちは人工知能やビッグデータ解析、IoTなど最先端を学んでいる。その素晴らしさを共有したい」と訴えた。

 2020年から小学校に導入されるプログラミング教育に向けた取り組みとして1年間行ってきたプログラミング出前授業の教材「マイクロビット」を紹介したほか、指導方法なども提案。最後は「これからも地域のコミュニティーや郷友会などへもプログラミングの楽しさを伝え、活動を広めたい」と締めくくった。

 3チームでロボットコンテストに出場した八重高は、色センサーやタッチセンサー、超音波などを自作のプログラムを駆使して自動的にコースを走るロボットを製作。コースが描かれた競技台の上で▽黒線に沿って進む▽ブロックを運搬する▽ゴールするーなどの課題をロボットがこなすタイムを競い、並み居る強豪を打ち破り八重高Cが優勝を果たした。

 八商工の根間春樹君(2年)は「初めての大きな大会で最優秀賞に選ばれうれしい。プログラミングに興味を持ってもらえるよう、これからもいろいろな人に教えていきたい」、八重高の又吉勇多君(1年)は「今回は3チームに分かれることで、それぞれのチームが競い合うよい環境の中で練習を積むことができた。それがよい結果につながった」とそれぞれ話した。


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